ハンカチの持ち主 3 ページ32
『そうしたいのは山々なんだけど、
明日早くに新しい彼氏のところ行かないと行けないの』
「え、彼氏もう出来たの？」
今日別れたんじゃなかった？あれ…どういうこと
焦る俺を見て彼女はただキョトンとしていた。
『あれ…言ってなかった？私レンタル彼女の仕事してるの』
「れ、レンタル彼女？」
驚く俺をよそに彼女はベッドを降りてコートを羽織った。
『そのハンカチも、前に仕事で一緒になった人のやつ』
彼女の目線は俺の手にあるハンカチで、
ちっとも俺を見ない。
『スンチョルくん、ほんとに迷惑かけてごめんね。じゃ、お邪魔しました』
ガチャン
寝室のドアが閉まり、彼女が玄関に向かう足音が聞こえた
チェスンチョル。
こんなあっさり終わっていいのか？
レンタル彼女はびっくりしたけど、
それでも俺は彼女に惚れてるわけで…
せめて、名前だけでも
「ちょっと待ってよ」
『…スンチョルくん？』
靴を履いてる途中の彼女を後ろから抱き締めた。
「俺、一目惚れしたんだ。君に」
『スンチョルくん…私は「わかってる」
わかってるよ、ダメなことぐらい
「今日で終わらせるから…だから、一晩だけ一緒にいてよ」
『……』
もう断られるのを承知で言った。
これでダメだったら、諦めよう
『……一晩、だけね？』
「え、んんっ」
突然の彼女からのキスによって
手にあったハンカチはゆっくり床に落ちて行った。
「ん…眩し」
太陽の光が当たって、目が覚めた
「…夢だったら良かったのに」
と、隣で眠ってるAの頬を優しく撫でた。
「俺の彼女になれよ、」
【ハンカチの持ち主】
次回はスングァンメインです
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りんご - ジスペンなんでめっちゃ良かったです！！ これからもジスくんのお話いっぱい楽しみにしてます！ (2018年8月20日 22時) (
レス) id: 4be168320b (このIDを非表示/違反報告)
ひなり(プロフ) - 白銀丸さん» 本当ですか？！とても嬉しいです！ありがとうございます！！ (2017年2月28日 22時) (レス) id: b1d433683e (このIDを非表示/違反報告)
白銀丸(プロフ) - めっちゃジョシュアすごく良かったです！次のお話も楽しみにしてます！ (2017年2月28日 21時) (レス) id: 35d5af35f3 (このIDを非表示/違反報告)
ひなり(プロフ) - キムゴンさん» そんな風に言っていただけるなんてとても嬉しいです！！！ありがとうございます！！ご期待に応えられるように頑張ります（＾◇＾） (2017年2月28日 6時) (レス) id: b1d433683e (このIDを非表示/違反報告)
キムゴン(プロフ) - 凄く大好きな作品でした！私はジスペンなので最後にジスでハッピーエンドで凄く嬉しくてでも、ハンソル辺りでキュンキュンしまくりました！幸せな時間ありがとうございます！次回作も是非待ってます！ (2017年2月28日 0時) (レス) id: 0bfb133e35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひなり
| 作成日時：2016年12月24日 16時
