バイト先の常連さん 2 ページ23
「はぁ…」
今日も来ないのかな。
まさかもう会えないとか？
…それはないか、常連さんだし
マ「ハンソラ、今日は来るよ」
「え、」
マ「わかりやすいんだよ笑 ほら」
マスターは入り口の方を指差した。
カランカラン…
マ「Aちゃん、いらっしゃい」
「えっ」
振り向くと少し雰囲気が変わったAさんが笑顔で立っていた。
「Aさん…」
『どうも^ ^』
ドンッ
「っ？」
マ「話してきていいから」
「あ、ありがとうございます」
前と同じ場所のカウンター席に彼女は座った。
だから俺もこの前と同じように彼女の前に立った。
『1週間振りだね、ハンソル君』
「そうですね、コーヒーでいいですか？」
『んー、今日はホットココアがいいな』
「分かりました」
ココアを作りながらも
目線はやっぱりAさんに行ってしまう
この前は髪をゆるく巻いて可愛かったのに
今日はストレートで大人っぽい。
きっと雇われる人によって彼女は変わるんだな…
「どうぞ」
『もうハンソル君、見過ぎだから笑』
「あ、えっと…ごめんなさい」
ホットココアをカウンターに置くと
笑いながら彼女はココアを一口飲んだ。
『んふふ、美味しい』
あー、可愛い。
年上をこんなに可愛いと思った事ないよ
「Aさん、」
名前を呼んだだけなのに声が震えた
『マスターから聞いたの？名前』
俺が何回も頷くとAさんは''じゃあ…''と口を開いた
『仕事のことも聞いた？』
今度は小さく頷いた。
『そっか、』
「ごめんなさい、勝手に…」
『お詫びに今日、私の隣にいてくれない？』
「え？」
『バイト終わってからで大丈夫だから』
「あ…はい」
この時はどういうことなのか全然わからなかった。
でもAさんといれるならなんでも良かった
「すみません、お待たせしました」
『ううん、行こっか』
「あ、ちょっと待ってください」
『ん？』
寒そうな彼女の首に自分のマフラーを巻いてあげた。
『ありがとう、笑』
「いえ、暖かいですが？」
『ふふ、うん、あったかい』
あー、彼女にしたいな…
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りんご - ジスペンなんでめっちゃ良かったです！！ これからもジスくんのお話いっぱい楽しみにしてます！ (2018年8月20日 22時) (
レス) id: 4be168320b (このIDを非表示/違反報告)
ひなり(プロフ) - 白銀丸さん» 本当ですか？！とても嬉しいです！ありがとうございます！！ (2017年2月28日 22時) (レス) id: b1d433683e (このIDを非表示/違反報告)
白銀丸(プロフ) - めっちゃジョシュアすごく良かったです！次のお話も楽しみにしてます！ (2017年2月28日 21時) (レス) id: 35d5af35f3 (このIDを非表示/違反報告)
ひなり(プロフ) - キムゴンさん» そんな風に言っていただけるなんてとても嬉しいです！！！ありがとうございます！！ご期待に応えられるように頑張ります（＾◇＾） (2017年2月28日 6時) (レス) id: b1d433683e (このIDを非表示/違反報告)
キムゴン(プロフ) - 凄く大好きな作品でした！私はジスペンなので最後にジスでハッピーエンドで凄く嬉しくてでも、ハンソル辺りでキュンキュンしまくりました！幸せな時間ありがとうございます！次回作も是非待ってます！ (2017年2月28日 0時) (レス) id: 0bfb133e35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひなり
| 作成日時：2016年12月24日 16時
