自慢の彼女 3 ページ3
結局寝てしまったAを支えながら、髪を乾かしてあげた。
彼女の髪からは俺と同じシャンプーの匂い。
本当にカップルって感じだわ。
俺のベッドでスヤスヤ眠るAに布団を掛けて寝室を出た。
もう一度さっきのサイトみてたら新しいレビューが投稿されていた。
【本気で恋をしてしまいました。気をつけてください】
うわぁ、こんな人居るんだ。
「俺でもさすがにAのこと1週間だけで好きにはなれないなぁ」
そんなすぐ恋愛対象として見れないしね。
『……』
翌朝
「んー…」
なんか暑い、
何かが俺にくっついてる。
「わあっ！誰だ！！」
知らない女が抱きついてると思って
思わず突き放してしまった。
『…スニョン？』
「あ、」
そっか、俺レンタル彼女と住んでるんだった…
『ごめん…嫌だったよね』
「あ、いや、違う！」
『スニョンは…私のこと嫌い？』
「…嫌いじゃないよ」
目に涙を溜めて俺を見つめるから、そんな彼女を俺は自分の方に引き寄せて抱き締めた。
すると彼女は俺の胸に顔を埋めてきゅっと俺のシャツを掴んだ。
レンタル彼女でもAは1人の女性なんだ。
傷つけたらいけないんだ。
そう思った。
「今日、服買いに行こうか」
Aが作ってくれた朝食を食べた後、
皿洗いをしてるAにそう言った。
『私、このスウェットで十分だよ？』
「ダメ。そんな脚出して外出したくない」
あれ、なんか俺彼氏っぽいこと言った？？
『ふふ、じゃあ昨日着てた服で出掛けるね』
「うん、そうして」
家を出て鍵を閉めた瞬間、
Aは俺の腕に自分の腕を絡ませた。
ドキッドキッ…
「っ…」
昨日はなんともなかったのになんでこんなドキドキしてんだよ…
『スニョン？どうしたの？』
ちゅっ
「あっ…ごめん！！」
横から顔を覗き込んできたAにキスしてしまった…
嫌われた、そう思いながら怖くて閉じてた瞼を上げるとそこには顔を真っ赤にさせたAの姿があった。
『不意打ちは…ずるいっ』
と両手で顔を隠す彼女、
俺…本気で好きになっちゃったわ。
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りんご - ジスペンなんでめっちゃ良かったです！！ これからもジスくんのお話いっぱい楽しみにしてます！ (2018年8月20日 22時) (
レス) id: 4be168320b (このIDを非表示/違反報告)
ひなり(プロフ) - 白銀丸さん» 本当ですか？！とても嬉しいです！ありがとうございます！！ (2017年2月28日 22時) (レス) id: b1d433683e (このIDを非表示/違反報告)
白銀丸(プロフ) - めっちゃジョシュアすごく良かったです！次のお話も楽しみにしてます！ (2017年2月28日 21時) (レス) id: 35d5af35f3 (このIDを非表示/違反報告)
ひなり(プロフ) - キムゴンさん» そんな風に言っていただけるなんてとても嬉しいです！！！ありがとうございます！！ご期待に応えられるように頑張ります（＾◇＾） (2017年2月28日 6時) (レス) id: b1d433683e (このIDを非表示/違反報告)
キムゴン(プロフ) - 凄く大好きな作品でした！私はジスペンなので最後にジスでハッピーエンドで凄く嬉しくてでも、ハンソル辺りでキュンキュンしまくりました！幸せな時間ありがとうございます！次回作も是非待ってます！ (2017年2月28日 0時) (レス) id: 0bfb133e35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひなり
| 作成日時：2016年12月24日 16時
