ep.7 ページ7
バサッ
JH「はい。これ宜しく〜」
「ちょっと待って」
私のデスクにまた大量の資料を乗せたジョンハンの金髪ポニーテールを掴んだ。
JH「いった。何すんの、わっ」
私はもう一度ポニーテールを掴んで私の方に引き寄せた
「あんたの本当の目的は何？」
周りに聞こえないようにジョンハンの耳元でそう呟いた。
JH「ふっ、本当の目的かぁ」
こいつの肌黒さは半端じゃない。
だから何を言われるか、若干怯えた。
そしたらジョンハンは私の耳元でこう囁いた。
JH「イAのことが好きだから」
「は…？」
何言ってJH「ばーか、お前みたいな浮気女のこと好きになるわけないじゃん」
「なっ…ふざけないでよ、」
JH「ふざけてるのはお前の方だろ？」
「っ…」
JS「もーまたやってるの？
みんな見てるからもう終わりー、はいっ」
JH「もうジス、邪魔しないでよ」
私とジョンハンの間に入ってきたのはホンジス。
同じく同期でジョンハンと仲が良い彼は私のことを嫌ってるのかは謎。
ジョンハンが自分のデスクに戻った後、
ジスは私のデスクに1枚のメモを置き、自分のデスクに戻っていった。
「…？」
【これから僕がジョンハンから守ってあげる。その代わり、僕のお願い聞いてくれない？】
と、書いてあった。
「……」
要するに、友達より私を選ぶってことか。
「ジス、」
仕事の合間、ジョンハンがいない隙にジスの元に来た。
JS「僕のところに来たってことは聞いてくれるって思っていいのかな？」
「…うん。助けてくれるんでしょ？」
JS「もちろん」
「でもこんな簡単に友達を裏切っていいの？」
私の質問にジスはうーんと考えた後、私の手を握って微笑んだ。
JS「僕ね前からAさんのこと好きだったんだ」
「そうだったんだ」
なら、より好都合だわ、ちょろい。
「でもね、私には4年付き合ってる彼氏がいるの」
JS「ジョンハンから聞いてるよ」
「だから付き合うことはできないけど…''友達''でも良いでしょ？」
JS「ははっ、友達か。良いよ、''友達''で」
「宜しくね、ジス」
JS「宜しく、A」
こうして私に新たな浮気相手…いや。''友達''ができた。
JH「ジスにはがっかりだなぁ。」
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ひづる - すっっっごく面白かったけどその分切ないですね…私、スンチョルよりのオールペンだから、もう悲しくて悲しくて…大袈裟すぎましたね(笑) (2019年9月29日 23時) (
レス) id: 6ebd5dcce9 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - なんかもう、切なすぎて....こんな素晴らしいお話に出会えて良かったです！ (2019年1月25日 0時) (レス) id: 881bdd0da1 (このIDを非表示/違反報告)
ひなり(プロフ) - な な かさん» そんな風に言って頂いてとても嬉しいです(^^)『恋を教えてください』も似たような感じなので楽しんでいた抱けると思います！ (2016年12月27日 10時) (レス) id: 21ff5d1a83 (このIDを非表示/違反報告)
な な か(プロフ) - こんにちは 。 もう話の内容や話のもっていき方登場人物全てドストライクな作品です (><) 実は寝れなくて検索からきたのですが 、 新作の方を先に拝見さして頂いててほんと次からまた楽しみです (><) (2016年12月27日 7時) (レス) id: 0e96cc849c (このIDを非表示/違反報告)
ひなり(プロフ) - かほさん» それは良かったです(^○^)新作も準備しますのでそちらもぜひ読んで見てください(〃ω〃) (2016年12月18日 1時) (レス) id: b1d433683e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひなり
| 作成日時：2016年10月23日 17時
