ep.29 ページ29
もうすぐ冬に差し掛かろうとしている。
この時期は保健室を利用する生徒が多くなり、
サボり目当てでくる生徒を追い返すのに必死。
やっと終わったと思ったら
珍しいお客さんが。
ガラガラッ
VR「失礼します」
マスク姿のハンソルくんが入って来た。
「ハンソルくん！風邪？」
VR「そんなところです、」
とにかくハンソルくんを椅子に座らせて
体温計を渡した。
「季節の変わり目って風邪引きやすいからね…」
VR「それもありますけど、
スングァンの移ったんです''絶対''」
絶対を強調するハンソルくん。
「あ、そうなの笑」
相変わらず仲が良いのね
VR「はい、体温計」
ハンソルくんに渡されて
見てみると《37.2》と数字で表されていた。
「微熱だね、ちょっと寝てよっか」
そう言うと無言で頷いた。
先にハンソルくんにベッドに入ってもらって
私は氷枕と冷えピタを用意した。
「ハンソルくん、寒くない？大丈夫？」
VR「あの、手握ってくれませんか」
「え…」
って、なんで生徒にときめいてるの
VR「いつも熱出したとき、Momが握ってくれるんです」
「ああ…なるほどね。いいよ」
ベッドの横にある椅子に座って
ハンソルくんの手を握った。
誰かに見られたらやばい光景だよこれ、
大丈夫？私捕まらない？
「あ、」
気づいたらハンソルくんは
静かに寝息を立てて寝ていた。
「「あーーー！！！！」」
「んん…なに…」
瞑っていた目を開けると
ニヤニヤしてるスングァンくんとミンギュくんとソクミンくんがいた。
「あっ」
私寝てたんだ。
ハンソルくんを見ると眉間に皺を寄せていた。
握ってた手を離そうとしたら
ハンソルくんはぎゅっと握ってきた。
え、え？
SG「ハンソラ！心配して来てやったのに
なんだよこれ！人妻を狙うなんて！」
「いや人妻って…」
MG「スンチョル先生が知ったら…」
SC「俺がなんだって？」
DK「あ…」
SC「A、ちょっと来い」
「は、はい…」
SG「お前A先生が好きなの？」
VR「中身がMomに似てる」
MG「答えになってないけど」
DK「大丈夫かなA先生…笑」
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おもも(プロフ) - ひなりさん» わー！楽しみにしてます！！！！ (2016年8月10日 16時) (
レス) id: 76feb585b8 (このIDを非表示/違反報告)
ひなり(プロフ) - おももさん» そんな！ありがとうございます！！次回の作品でも2人は登場するので楽しみにしててください(^-^)/ (2016年8月10日 16時) (レス) id: 21ff5d1a83 (このIDを非表示/違反報告)
おもも(プロフ) - とっても面白かったです（ ; ; ）終わってしまうのとても惜しいです。。幸せをありがとうございました！！ (2016年8月10日 16時) (レス) id: 76feb585b8 (このIDを非表示/違反報告)
ひなり(プロフ) - ちょるさん» ありがとうございます！頑張ります(^○^) (2016年7月27日 23時) (レス) id: 21ff5d1a83 (このIDを非表示/違反報告)
ちょる - すごく毎回ドキドキしています！更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2016年7月25日 23時) (レス) id: e67b65adaf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひなり
| 作成日時：2016年7月12日 23時
