検索窓
今日:2 hit、昨日:47 hit、合計:430,151 hit

ep.2 ページ2

待って待って。






さすがに23歳だし、彼氏も普通にいたし、
ファーストキスではないんだけど。









あの人どうしたの?
体調悪いんじゃないの?






なんか悪戯っぽく笑って去っていったけど。









「危険人物チェ・スンチョル」









認定です。









ぼーっとしながら保健室に戻ると









SC「俺とのキスどうでした?」








さっき私が座ってた椅子に
スンチョル先生が座っていた。









「あの、どういうつもりですか?」






SC「A先生の笑顔が可愛くてつい。笑」









うーん。
嬉しくない。









SC「もしかして、怒ってます?」





「当たり前じゃないですか。
ほら早く出て行ってください!」









スンチョル先生の背中を押して、
保健室から出そうとした。









ドンッ







「っ、!」







スンチョル先生が振り返って
何故か横の壁に追い込まれた。









SC「これからよろしく。A」







スンチョル先生は
ニコッと笑って私のおでこにキスをした。









これが私とスンチョル先生との関係のきっかけだ。









それから毎日、
スンチョル先生は私に突っかかってきた。









「あの、生徒から逃げるために
保健室に入ってくるのやめてもらえます?」






SC「だってA先生に会いたくなったから」








どんどん顔を近づけようとする
スンチョル先生の唇に絆創膏を貼った。









SC「んっ?んー!!」





「少しは黙ってください」









私だってこんなことされて
ドキドキしないわけがない。









けど、スンチョル先生の前では余裕ぶる。









この人に負けたくないから。













SC「はー!!取れた」






「はい、職員室に戻ってください」






SC「A先生、我慢しなくていいんすよ?」









ゴツゴツした指で私の唇をなぞる。









私はその指を払って
今度は私がスンチョル先生の唇をなぞった。








目を見開いて驚いてる先生。









「我慢してるのはそっちじゃないですか?」









今日はなんとなくノってみた。









それが間違いだと気づくのは遅くなかった。









SC「誘ってんの?」







私の手を掴んで
まっすぐ私の目を見るスンチョル先生。









「なわけないでしょ!
ほら出てください!!!!!」









危なかったー…

ep.3→←ep.1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (217 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
960人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

おもも(プロフ) - ひなりさん» わー!楽しみにしてます!!!! (2016年8月10日 16時) (レス) id: 76feb585b8 (このIDを非表示/違反報告)
ひなり(プロフ) - おももさん» そんな!ありがとうございます!!次回の作品でも2人は登場するので楽しみにしててください(^-^)/ (2016年8月10日 16時) (レス) id: 21ff5d1a83 (このIDを非表示/違反報告)
おもも(プロフ) - とっても面白かったです( ; ; )終わってしまうのとても惜しいです。。幸せをありがとうございました!! (2016年8月10日 16時) (レス) id: 76feb585b8 (このIDを非表示/違反報告)
ひなり(プロフ) - ちょるさん» ありがとうございます!頑張ります(^○^) (2016年7月27日 23時) (レス) id: 21ff5d1a83 (このIDを非表示/違反報告)
ちょる - すごく毎回ドキドキしています!更新楽しみにしてます!頑張ってください! (2016年7月25日 23時) (レス) id: e67b65adaf (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ひなり | 作成日時:2016年7月12日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。