４９：私の正直な想い ページ49
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ソラまで、申し訳なさそうに眉を下げる。そんな2人に うん、ありがとう と頷く。
言いづらいし、迷いはあるけど………それでも、言わなきゃ。私は別に、この気持ちを誰かに認めてほしいわけじゃない。ただ、友達である2人に……知っていてほしいだけ。
すっと息を吸い込み、吐き出すのと同時に、その言葉を口にした。
「 ……私、ウォヌ先輩のこと………………好きになっちゃったみたい 」
しばらく、沈黙が続いた。せっかく勇気を出して言ったのに、無反応だと虚しくなってしまう。恐る恐る視線を上げると、2人は少し驚いたような表情を浮かべていた。
M『 ………えっ、だってA、ヒョンのことは別に、好きじゃないとか何とか言ってたじゃん 』
余程驚いたのか、ミンギュくんの声は、いつもより若干掠れていた。その言葉を そうだね と認める。
「 …それは、確かにそうだったの。先輩のことはかっこ良いって思うだけだって、私なんかが好きになって良い相手じゃないって、そう思ってた 」
M『 ……A… 』
「 困ってた時に助けてくれたから、その優しさに憧れてただけなのかなとも思ったんだけど……でもやっぱり、先輩に対する自分の感情が、どう考えたって好きってことにしかならなくて 」
『 ……昨日看病してくれた時に、確信しちゃったの…？』
絞り出すような声で聞いて来たソラに うん と素直に首を縦に振ってみせる。そっか… と小さな声で言った彼女は、カフェラテを口に含んだ。
「 …一目惚れはしたけど、好きとかそんなんじゃないって、ずっと自分の気持ちから目を逸らしてた。……だけどもう…逸らせなくなっちゃったの、どうしても 」
『 …うん 』
「 先輩といるとドキドキするし、先輩が微笑んでくれたら、すごく…気持ちが舞い上がっちゃうの。大袈裟だって思うかもしれないけど…ほんと、空を飛んでる感じ 」
ウォヌ先輩の優しい微笑みを思い出すだけで、胸が音を立てる。……ほら、もう見たくなってる、その微笑みを。会いたくなってる、先輩に。
「 ……私、ウォヌ先輩のことが好き 」
もう一度、確認するように言葉にする。好き と自分の気持ちを認めただけで、そしてそれを声に出すだけで、こんなにドキドキするなんて。
思わず紅茶の入ったカップを両手で包むと わかるよ というミンギュくんの声が耳に入って来た。顔を上げると、柔らかく口角を上げる彼と目が合った。
M『 俺も、すっごいよくわかる、その気持ち 』
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アオコ(プロフ) - るるるさん» ミョンホにはこれからもどんどん動いてもらう所存です（言い方） (2020年10月12日 20時) (
レス) id: ad766077a4 (このIDを非表示/違反報告)
るるる(プロフ) - ミョンホ〜(*^ーﾟ)b ｸﾞｯｼﾞｮﾌﾞ!! もう〜〜うぉぬくん…熱上がっちゃう((〃´д｀〃)) (2020年10月8日 16時) (レス) id: f77ccef066 (このIDを非表示/違反報告)
アオコ(プロフ) - るるるさん» るるるさん〜！こちらこそお久しぶりです！！チャイナ組には大活躍して頂きたい願望があるので（願望）、たくさん書けるようにか頑張ります！わかります…どんだけ美味しいお肉出てきても多分無味に感じますね… (2020年9月30日 23時) (レス) id: ad766077a4 (このIDを非表示/違反報告)
るるる(プロフ) - アオコさん、お久しぶりです〜！チャイナ組が登場しててめちゃくちゃテンション上がりました！おぬ君とじゅんぴとはおちゃんとランチなんて…顔面が眩しすぎて緊張でご飯喉を通らなさそうです笑 (2020年9月29日 21時) (レス) id: f77ccef066 (このIDを非表示/違反報告)
アオコ(プロフ) - すずさん» コメントありがとうございます〜！私もうるさい人種だからか個人的に賑やか方めちゃくちゃ好きなので騒ぎまくりましょう…？！ (2020年9月17日 21時) (レス) id: ad766077a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオコ | 作成日時：2020年9月16日 22時
