５：お互いのことを ページ5
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『 ああ、なるほど。…どこから来たんですか？』
「 …あの、日本から…です 」
『 良いですね、日本。僕も行ったことあります。1回だけですけど 』
そうなんですか…！と打った相槌の声は、少し大きくなってしまった。イケメンと会話していることに、私も知らず知らずの内に浮かれてしまっていたらしい。
『 全然気付きませんでした。韓国語、すごく上手だから 』
「 え、ほんとですか…？ありがとうございます…！」
褒められると、やっぱり嬉しくて。思わずお礼を言って頭を下げると、彼は柔らかい微笑みを浮かべていた。
『 じゃあ、マンションは近くにあるあそこですね 』
この辺にあるマンションは、私が住むことになっているあそこしかなかった。はい と頷く。
『 なら途中まで一緒に帰りませんか？僕も、方向は同じなので 』
「 ……是非！」
純粋に、嬉しかった。彼がイケメンだからという理由だけではない。初めて来た場所で、人の優しさに触れられたことや、救ってもらったことが。
それに、彼と仲良くなってみたいと、烏滸がましいけれど、そう思った。
歩き出した彼の隣に、並んでついて行く。
『 何歳ですか？』
「 あ、大学1年の年です！」
『 じゃあ、僕の2個下ですね 』
見た目や口調から、大人びているなとは思ったけれど、まさか2個も上だったなんて。
「 あ、じゃあ、私の方が歳下なんで敬語はやめてください！」
そうお願いすると、彼は少し考え込むような顔をした後 わかった と頷いた。…自分から言っといてなんだけど、敬語がタメ口になるだけで破壊力あるんだな…イケメンってすごい。
『 名前は？』
「 Aです！鳴海A…！」
『 ナルミさん…？』
「 あっ、普通に下の名前で呼んでもらって大丈夫です…！」
『 じゃあ、…A 』
彼が私の名前を呼んだ、ただそれだけのことなのに。少し短めの彼の前髪が夜風に乗って、揺れた。目を離せなくなってしまった、彼の優しい微笑みから。胸の奥を、何かにぎゅっと握られた感覚がした。
『 俺はチョン・ウォヌ。よろしくね 』
「 …大学生ですか？」
そう、3年 と頷いた彼は、その後に自分が通っている大学の名前を教えてくれた。それは、聞いたことのあるものだった。
「 私、その大学の附属の語学堂に通うことになってるんです…！」
W『 お、そうなんだ 』
「 はい！じゃあ、先輩ですね、…ウォヌ先輩！」
W『なんか、先輩とか呼ばれ慣れてないから恥ずかしいね 』
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アオコ(プロフ) - るるるさん» ミョンホにはこれからもどんどん動いてもらう所存です（言い方） (2020年10月12日 20時) (
レス) id: ad766077a4 (このIDを非表示/違反報告)
るるる(プロフ) - ミョンホ〜(*^ーﾟ)b ｸﾞｯｼﾞｮﾌﾞ!! もう〜〜うぉぬくん…熱上がっちゃう((〃´д｀〃)) (2020年10月8日 16時) (レス) id: f77ccef066 (このIDを非表示/違反報告)
アオコ(プロフ) - るるるさん» るるるさん〜！こちらこそお久しぶりです！！チャイナ組には大活躍して頂きたい願望があるので（願望）、たくさん書けるようにか頑張ります！わかります…どんだけ美味しいお肉出てきても多分無味に感じますね… (2020年9月30日 23時) (レス) id: ad766077a4 (このIDを非表示/違反報告)
るるる(プロフ) - アオコさん、お久しぶりです〜！チャイナ組が登場しててめちゃくちゃテンション上がりました！おぬ君とじゅんぴとはおちゃんとランチなんて…顔面が眩しすぎて緊張でご飯喉を通らなさそうです笑 (2020年9月29日 21時) (レス) id: f77ccef066 (このIDを非表示/違反報告)
アオコ(プロフ) - すずさん» コメントありがとうございます〜！私もうるさい人種だからか個人的に賑やか方めちゃくちゃ好きなので騒ぎまくりましょう…？！ (2020年9月17日 21時) (レス) id: ad766077a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオコ | 作成日時：2020年9月16日 22時
