３３：余計なお世話…とも言い切れない ページ33
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MN《 ソラとミンギュにAのこと相談したら、ウォヌヒョンが行けば良いじゃんとか言い出して 》
「 ……はあ… 」
MN《 ウォヌヒョンに確認したら、今日はたまたま午後から休講になったみたいだからOKしてくれてさ。だからAのマンションと部屋番号教えた 》
「 ……何してくれてんの、ほんと… 」
ソラも、ミンギュくんも、ミョンホも。
きっとソラとミンギュくんは、私がウォヌ先輩のことを 王子様 と言っていたことから、余計な気を遣って彼の名前を口にしたんだろう。
にしたって、ほんと……。先輩に、こんな酷い姿見せたくない。当然スッピンだし、パジャマだし、風邪でボロボロになってるし。
それに、先輩に看病してもらうなんて……迷惑を掛けたくないというのが1番だけど、彼がこの部屋にいるなんて、想像するだけで無理だ。多分、ドキドキし過ぎて一生落ち着かない気がする。
はあ… と頭を抱えた時、チャイムがまた、鳴らされた。そしてその音は、電話越しのミョンホにもしっかりと届いたらしい。
MN《 ウォヌヒョン来てんじゃん 》
「 ……出れるわけないじゃん…！私、スッピンなんだよ、今…！こんな不細工な姿、先輩に見られたくない…… 」
きっと、風邪を引いたせいで冷静な判断が出来なくなっていたんだと思う。駄々をこねるように、ぽろっと本音を溢してしまった。
MN《 ……ヒョンは看病しに来てるだけだろ、考え過ぎ 》
ミョンホの言葉が、正論だからか、グサリと胸に刺さった。
MN《 …早く出ろよ、ヒョンのこと待たせんな 》
「 ……ミョンホ… 」
MN《 じゃ、お大事に 》
ミョンホって奴はほんとに……優しいのか冷たいのか、よくわからなくなってきた。通話が切れて真っ暗になった画面を、意味もなく睨む。
iPhoneを手にしたままインターホンに近寄ると、画面に映る先輩は、困ったような表情で頭を掻いていた。……ずっと待たせちゃってるんだもん、そりゃそうなるよね……。
先輩のその表情を見てしまっては、もうダメだった。先輩とふたりっきりとか、スッピンがどうとか、考えられなくなった。彼のことを待たせてしまっているという事実が申し訳なくて、私を焦らせた。
半ば自棄になって、通話ボタンに指を伸ばす。先輩 と呼び掛けると、彼の顔が上げられた。
W『 …A？ウォヌだけど 』
そんなの、見ればわかるのに。思わず、くすっと笑ってしまった。
「 ……待たせちゃってごめんなさい、今開けますね 」
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アオコ(プロフ) - るるるさん» ミョンホにはこれからもどんどん動いてもらう所存です（言い方） (2020年10月12日 20時) (
レス) id: ad766077a4 (このIDを非表示/違反報告)
るるる(プロフ) - ミョンホ〜(*^ーﾟ)b ｸﾞｯｼﾞｮﾌﾞ!! もう〜〜うぉぬくん…熱上がっちゃう((〃´д｀〃)) (2020年10月8日 16時) (レス) id: f77ccef066 (このIDを非表示/違反報告)
アオコ(プロフ) - るるるさん» るるるさん〜！こちらこそお久しぶりです！！チャイナ組には大活躍して頂きたい願望があるので（願望）、たくさん書けるようにか頑張ります！わかります…どんだけ美味しいお肉出てきても多分無味に感じますね… (2020年9月30日 23時) (レス) id: ad766077a4 (このIDを非表示/違反報告)
るるる(プロフ) - アオコさん、お久しぶりです〜！チャイナ組が登場しててめちゃくちゃテンション上がりました！おぬ君とじゅんぴとはおちゃんとランチなんて…顔面が眩しすぎて緊張でご飯喉を通らなさそうです笑 (2020年9月29日 21時) (レス) id: f77ccef066 (このIDを非表示/違反報告)
アオコ(プロフ) - すずさん» コメントありがとうございます〜！私もうるさい人種だからか個人的に賑やか方めちゃくちゃ好きなので騒ぎまくりましょう…？！ (2020年9月17日 21時) (レス) id: ad766077a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオコ | 作成日時：2020年9月16日 22時
