３２：予想外の訪問者 ページ32
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MN《 早くまともな声に戻りたいんだったら寝てろ 》
じゃあな というミョンホの声と共に、ほんとに電話は切れてしまった。ちょっと…！とミョンホを呼び止めようとした私の声は彼に届くことはなく、静かな部屋に虚しく響いただけだった。
………にしても。別の人 って、一体誰…？ソラとかミンギュくんとか…？2人がいつどんな授業を取っているかはわからないけれど、もしかしたら今授業中かもしれないし…。ミョンホのことだからないとは思うけど、知らない人とか寄越されたらどうしよう……。
色々な考えが頭の中を駆け回ったけど、そうすればするほど、頭痛は酷くなっていく一方で。
「 …もう良いや… 」
考えることを放棄した私は小さく呟き、再び毛布を被った。目を瞑ると、意識はすぐに手放されてしまった。
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目が覚めたのは、インターホンのチャイムの音が部屋に鳴り響いていたからだった。
元々眠りが浅かったからか、その音が耳に届いた途端驚いて心臓が跳ねた。そのせいで、私は寝起きが悪い方なのにすぐに起きることが出来た。
なんとか身体を起こしてiPhoneを手に取る。画面で時間を確認すると、14時前だった。ミョンホとの電話から既に4時間ほど経ってしまっていたらしい。
はあ… と何かわからないため息をついた時、再びチャイムが鳴った。そうだ、忘れてた…！
ハッとして慌ててベッドから降りると、急に無理をしたからか身体がぐらつきかけた。なんとか体勢を立て直し、インターホンに駆け寄る。ここはオートロックがちゃんとあるところだから、こちらから解錠してあげないとマンションの中まで入れないのだ。
「 ………っは…？？」
インターホンの画面に映る人を見て、息を呑んだ。……だって……なんで……？
後退りをしてベッドに戻りiPhoneを手にした私は、着信履歴の1番上にある名前をプッシュした。コール音が鳴り始めたのを確認して、iPhoneを耳に当てる。
MN《 …もしもし 》
電話の相手……ミョンホは、2コールほどで出てくれた。
「 ……ちょっと、別の人って、なんで…………ウォヌ先輩なの……？」
そう。インターホンの画面に映っていたのは、他の誰でもない、ウォヌ先輩だったのだ。予想外の人物の登場に、私は正直、戸惑っていたし焦っていた。
私の問いに 知らないよ と答えたミョンホはあっけらかんとしていて、こちらが拍子抜けしてしまう。緊張しているからかはわからないけれど、iPhoneを握る私の手にはすごく力が入っているというのに。
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アオコ(プロフ) - るるるさん» ミョンホにはこれからもどんどん動いてもらう所存です（言い方） (2020年10月12日 20時) (
レス) id: ad766077a4 (このIDを非表示/違反報告)
るるる(プロフ) - ミョンホ〜(*^ーﾟ)b ｸﾞｯｼﾞｮﾌﾞ!! もう〜〜うぉぬくん…熱上がっちゃう((〃´д｀〃)) (2020年10月8日 16時) (レス) id: f77ccef066 (このIDを非表示/違反報告)
アオコ(プロフ) - るるるさん» るるるさん〜！こちらこそお久しぶりです！！チャイナ組には大活躍して頂きたい願望があるので（願望）、たくさん書けるようにか頑張ります！わかります…どんだけ美味しいお肉出てきても多分無味に感じますね… (2020年9月30日 23時) (レス) id: ad766077a4 (このIDを非表示/違反報告)
るるる(プロフ) - アオコさん、お久しぶりです〜！チャイナ組が登場しててめちゃくちゃテンション上がりました！おぬ君とじゅんぴとはおちゃんとランチなんて…顔面が眩しすぎて緊張でご飯喉を通らなさそうです笑 (2020年9月29日 21時) (レス) id: f77ccef066 (このIDを非表示/違反報告)
アオコ(プロフ) - すずさん» コメントありがとうございます〜！私もうるさい人種だからか個人的に賑やか方めちゃくちゃ好きなので騒ぎまくりましょう…？！ (2020年9月17日 21時) (レス) id: ad766077a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオコ | 作成日時：2020年9月16日 22時
