２１：その優しさ ページ21
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「 ……私、駅で迷ってソラとミンギュくんに助けてもらったのがきっかけで友達になったの。ミョンホは迷わなかった？」
MN『 …なんとか 』
あっけらかんと答えたミョンホに すごいなあ と声が漏れた。私なんて、人に助けを求めちゃうぐらい迷ってたのに。
MN『 ソラとミンギュに教えてもらったんなら、もう大丈夫だろ 』
こちらを見下げたミョンホに どうかな と肩を竦める。彼の眉毛がぴくりと上がった。
「 …実はあんま自信ないんだよね 」
いくら教えてもらったとはいえ、割と複雑な行程を、一度では覚え切れていなかった。それに、昔から道を覚えたり地図を読むのが苦手なのだ。
私の答えを聞くと、急に、ミョンホが立ち止まった。隣に彼がいないことに気が付いて、慌てて私も足を止めて振り返る。
「 どうしたの？」
そう聞くと、ミョンホは少しあった私との距離を詰めて目の前に立った。見上げると、彼の目と目が合う。
MN『 だったら一緒に行けば良いだろ 』
「 ……え、誰と？」
首を傾げると、ミョンホは呆れたようにため息をつき、
MN『 …俺以外に誰がいるんだよ 』
と、相変わらず面倒臭そうに言い放った。ええ？！と大きな声を出した私に、ミョンホは眉を顰める。
MN『 俺はちゃんとわかるし、どうせマンションも同じなんだから一緒に行った方が良いだろ 』
「 ……え、良いの？」
MN『 …また迷子になって、今度は遅刻したいわけ？』
そんなミョンホの言葉に、慌てて首を横に振る。私がこんなにも驚いているのは、彼がこうして提案してくれたのが意外だったからだ。やっぱり少し不器用なだけで、彼は優しい人らしい。
「 ……じゃあ、朝マンションの前で待ち合わせしよ！」
ミョンホの不器用な優しさが嬉しくて、思わず口角が上がってしまう。そんな私に うん とだけ頷き、彼はまた歩き出した。私を待つという考えは、彼の中にはないのだろうか。それとも、私があまりにも喜ぶから照れちゃったのかな。
色々なことを考えたけれど、結局、ミョンホのことを可愛らしいと思ってしまう。追い付いて隣に並ぶ。短い間かもしれないけど、時間が許す限りは彼と友達でいたいと、心からそう思った。
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韓国って大学1年生でもお酒呑めるんですね…
よく調べもせず登場人物の設定しちゃったので若干後悔してます…
っていう、私の中のモヤモヤをどうしても吐き出したかったのでここの余りに書いちゃいました(迷惑だな)
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アオコ(プロフ) - るるるさん» ミョンホにはこれからもどんどん動いてもらう所存です（言い方） (2020年10月12日 20時) (
レス) id: ad766077a4 (このIDを非表示/違反報告)
るるる(プロフ) - ミョンホ〜(*^ーﾟ)b ｸﾞｯｼﾞｮﾌﾞ!! もう〜〜うぉぬくん…熱上がっちゃう((〃´д｀〃)) (2020年10月8日 16時) (レス) id: f77ccef066 (このIDを非表示/違反報告)
アオコ(プロフ) - るるるさん» るるるさん〜！こちらこそお久しぶりです！！チャイナ組には大活躍して頂きたい願望があるので（願望）、たくさん書けるようにか頑張ります！わかります…どんだけ美味しいお肉出てきても多分無味に感じますね… (2020年9月30日 23時) (レス) id: ad766077a4 (このIDを非表示/違反報告)
るるる(プロフ) - アオコさん、お久しぶりです〜！チャイナ組が登場しててめちゃくちゃテンション上がりました！おぬ君とじゅんぴとはおちゃんとランチなんて…顔面が眩しすぎて緊張でご飯喉を通らなさそうです笑 (2020年9月29日 21時) (レス) id: f77ccef066 (このIDを非表示/違反報告)
アオコ(プロフ) - すずさん» コメントありがとうございます〜！私もうるさい人種だからか個人的に賑やか方めちゃくちゃ好きなので騒ぎまくりましょう…？！ (2020年9月17日 21時) (レス) id: ad766077a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオコ | 作成日時：2020年9月16日 22時
