１３：偶然とはいえ狭い世界 ページ13
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「 …さっき話したでしょ…？コンビニで助けてくれたって。……その人が、ウォヌ先輩なの 」
動揺して上手く話せた自信はない。何とかしゃべり切り、掌を上に向けて目の前のウォヌ先輩を指した。王子様 というのは、本人を前にして言えなかった。ソラとミンギュくんの目が、驚いたように見開かれる。
『 えっ、そうだったの…？！』
M『 めちゃくちゃすごい偶然じゃん！』
何故か嬉しそうに顔を輝かせる2人に そうだね と返す。笑っているつもりだけど、口角が引き攣っている感覚がした。それだけ、先輩の登場に、そして彼と2人が親しいということに、驚いていた。
W『 …俺はお前らとAが知り合いっていうことに驚いてるんだけど 』
私達3人のやり取りを黙って見ていた先輩が、ふと口を開く。その言葉に、ソラはにこっと笑って腕を組んできた。
『 私達、友達なんだよ！』
W『 …友達 』
「 ……私が駅で迷っちゃって…それで、ソラとミンギュくんに助けてもらったんです 」
やっぱり、こんなにも 友達 と言い切ってもらえるととても嬉しい。韓国に来て初めて出来た友達が2人で良かったと、心底思った。
W『 そっか、偶然とはいえすごいな 』
M『 でしょ？』
ソラとミンギュくんに小さく頷いた先輩は、その優しい微笑みを私に向けた。…やっぱり、この微笑みに私は弱いらしい。ただでさえ早く動いていた心臓が、更に音を立てて跳ねた。
W『 前会った時に言ったでしょ？Aと同い年の子を2人紹介してあげるって 』
確かにあの夜、先輩とそんな会話を交わした。ああ、はい…！と頷く。
W『 それが、この2人だったんだ 』
「 そうだったんですね…！」
ウォヌ先輩と2人が親しいとわかってから、頭のどこかで まさか とは思っていた。だけど、そんな私の予想が当たっていたなんて……世界って狭いんだな、意外と。
M『 ていうかウォヌヒョン、Aから聞いたけどなかなかやるじゃ〜ん 』
『 そうだよ！めちゃくちゃかっこ良いって言ってたんだよ？』
W『 …放っとけなかっただけだよ、明らかに困ってたから 』
眉を下げて私を見る先輩に、薄く笑うことしか出来ない。改めて思い出しても恥ずかしいし、彼には迷惑を掛けてしまった。
「 …あ、チョコレート、すごい美味しかったです！」
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アオコ(プロフ) - るるるさん» ミョンホにはこれからもどんどん動いてもらう所存です（言い方） (2020年10月12日 20時) (
レス) id: ad766077a4 (このIDを非表示/違反報告)
るるる(プロフ) - ミョンホ〜(*^ーﾟ)b ｸﾞｯｼﾞｮﾌﾞ!! もう〜〜うぉぬくん…熱上がっちゃう((〃´д｀〃)) (2020年10月8日 16時) (レス) id: f77ccef066 (このIDを非表示/違反報告)
アオコ(プロフ) - るるるさん» るるるさん〜！こちらこそお久しぶりです！！チャイナ組には大活躍して頂きたい願望があるので（願望）、たくさん書けるようにか頑張ります！わかります…どんだけ美味しいお肉出てきても多分無味に感じますね… (2020年9月30日 23時) (レス) id: ad766077a4 (このIDを非表示/違反報告)
るるる(プロフ) - アオコさん、お久しぶりです〜！チャイナ組が登場しててめちゃくちゃテンション上がりました！おぬ君とじゅんぴとはおちゃんとランチなんて…顔面が眩しすぎて緊張でご飯喉を通らなさそうです笑 (2020年9月29日 21時) (レス) id: f77ccef066 (このIDを非表示/違反報告)
アオコ(プロフ) - すずさん» コメントありがとうございます〜！私もうるさい人種だからか個人的に賑やか方めちゃくちゃ好きなので騒ぎまくりましょう…？！ (2020年9月17日 21時) (レス) id: ad766077a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオコ | 作成日時：2020年9月16日 22時
