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伏黒side




伏黒「1678円になります」



悟「じゃ、10000で。」




最初はカード使えるか、なんていわゆる
ブラックカードをチラ見せさせながら
聞かれたけどここは古いから使えない、


そう説明すると万札を差し出してきた。

なんだ、金持ちかよ。



(…それにしても、やっぱり怪しくない感じか、、。
でも兄妹だとしても年の差が激しい…。)




あの後もやっぱりこのふたりが気になってレジまで
やってしまってるけど、謎が深まるばかりだ。



あの子はまるでこの空間を物珍しそうに
キョロキョロしてるし、

でも兄さんはなんて事もないなんて涼し気な顔をして
ちょークール。


至って普通だ。







でも、





兄妹、としても
…似てなくないか?この二人。






兄の方は染めたのかよく分からないけど
銀髪だ。

きっと目元は青。




だけどあの子は黒に近い茶髪…?
まだ幼くも見えるし髪の毛を染めたりしてはいない…と俺は推測した。


そして目は黒。





兄さんの目ん玉は
アイコンタクトかと思ったけど
裸眼…って感じはするし。




必ず何処かは似ているところはなきゃおかしいと
思うけど何にもない。




俺から見ては、似てるところなんて
ひとつも見つからない。




外見は似てなくとも仕草の一つや二つ、
微笑み方、とか何処かは似ててもいいと思うんだけど。




(親が違う、とかなら可能性はある。)






悟「ねぇー、伏黒くんって言うの?
ぼーっとしてるけど、僕一応客なんだよね。」





お疲れか?と聞く兄さんはまたもやさっきと
同じようにニコリと笑った。





伏黒「すみません…失礼しました。」





どうにも考え事をすると手が止まるクセが
俺にはあるらしい。



それに客に向けて疑いを持つのも確かに失礼だ。

やめよう、この2人に何か疑問を抱くのは。

そう思った時だった。





悟「あのさー伏黒くん。
僕ね、さっきから気になってた事あるんだけど、
カフェの店員ってのは、本職なの?」




そう、聞かれたのは。





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作者名:tsuki | 作成日時:2020年11月28日 21時

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