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悟「ねぇ知ってる?ヴァンパイアが人間の血を
吸うまでにかかる時間、4分から6分くらいらしいよ。」




私の血で口元を赤くしたお兄さんはそう呟く。



ある程度血を吸い取ったのか、
ウェットティッシュでポンポンと傷元を
拭き取り、それから私の手首に軟膏を塗って
包帯でぐるぐる巻きにされた。



(ちょっとしみたけど、確かに水で洗い流すより
痛くなかったかも。)




悟「確かね、イギリスだったっけな?
イギリスの大学の子たちが弾き出した
研究結果が4〜6分。」





「…そうなんだ。
お兄さんはなんでも物知りだね。」




ヴァンパイア…かぁ。
牙で美味しそうな人の首元をがぶーっ!て
血を吸う吸血鬼のことだよね?


ニンニクとか十字架を身につけると
逃げてくとか…。


いつか見た映画で見た事がある。






「だけどもお兄さんは吸血鬼じゃないよ?
私と一緒で人。」



悟「そうだねぇ、でもね
人間の血を吸うのをやめられない人間もいるらしいよ。これもまた海外の話だけど。」



お兄さんは、
ナイフで首元に傷を入れて飲むらしいんだよね〜と
手のひらで自分の口を拭きながら話を続けた。




(えぇ。人間が大量の血を飲むなんて
気持ち悪くならないのかな…?)



私の両手を優しく握った彼は私と
向かいあわせになり、ニコリと笑う。




悟「ねぇ、他に何が欲しい?
この前は僕がいればいいって言ってくれたけどさ…
やっぱりおうちに一人だと寂しくない?」



悟「欲しいならお金だってあげるよ?
そこの財布から抜きとってくれて構わない。」



お金じゃ足りないならカードもある。

お兄さんはそう言った。




「それは…私が嫌…。
お兄さんのお金はお兄さん自身が有意義に
使って欲しい。」



悟「そっかぁ…うーん。
僕は定期的になんでもあげたくなっちゃうんだけど。

あぁそうだ。今度一緒にお出かけしよっか
可愛いお洋服着て、どっか行く?」




(えっ…!)


その言葉に私は驚く。



(外の世界…!行ってみたい…!)




「行く!お兄さんだいすき!」


悟「僕もすき。ずっと一緒だからね」




_______



語彙力無さすぎ…すみません、、。

次回伏黒くん登場。

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作者名:tsuki | 作成日時:2020年11月28日 21時

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