五条悟からの底なし溺愛が凄すぎる。 (ページ12)

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居候3日目ページ12

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「私よりもお料理上手なんじゃない…？
ごめんね本当に。作って貰っちゃって。」

朝は卵焼きに焼き鮭、梅干し、
お味噌汁と悟にしてはシンプルなものだった。

いや、五条家ってもしかして健康第一なこんな感じの
食事が出されるのだろうか。本来は。

(悟がわがまま言って糖分摂取してたわけね)

こうなったらたらふく甘いものを食べさせて
悟を幸せにしてあげたい。

「悟…天才だよ悟！！！！もうっほんとに…美味！！」

悟「別に。今日はAがガッコー休ませてくれたし。
早く起きすぎて暇だったから洗濯もしといた。」

「悟がいい男すぎて辛い。」

悟「やっぱり俺と結婚するしかないんじゃね？」

「そんな気もしなくは無い。」

昨日まで悟のこと好きになっちゃ駄目だ。
駄目なんだ〜うわーとか考えてたけど、
本当に結婚してしまおうか。

まだぽやぽやした私の頭では正常に自分の発言のやばさが
理解出来ていない。

「ね、悟。今日はどこに連れて行って欲しいの？」

ぱちくり。

悟がその大きな瞳を瞬きさせた。

悟「今どきの…俺みたいな世代のやつってどこ行くの？」

「…私が学生の時はゲーセン行ってプリクラ撮ってカラオケ直行してフリータイムで歌ってた…あは、古いよね。」

悟「いや、それアリだな。」

俺、ぬいぐるみ取りたい。でっけーやつ取って、
そしたらAにプレゼントしてやるよ。

ニカッと笑う悟が言う。

悟「Aがしてたことを俺がするって、
それだけで幸せだし。」

「自分で言って恥ずかしくないの？それ」

悟「？恥ずかしくない。俺は好きな奴にはどこまでも一途だし
ストレートだと自分でも思ってまーす。」

それに俺、お前と本当に結婚するつもりだから、
その資金だって呪霊祓いまくって貯めてる。

卵焼きに思いっきり箸を刺した(行儀が悪すぎる)
悟はまたピカピカの笑顔で笑った。

「そっか〜、じゃあ私、働かなくても済んだりするのかな〜？」

この時の自分も、まだ自分の発言のやばさに気づいてはいない。