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CY「頂きまーす！」
『...頂きます。』
昼食は必ず食堂で食べることが決まっていた。
並べられた食事は、どれも良いものだが家から出ない二人はそれに気づかず食べ続けている。
「勉強ははかどっているか？」
そして必ずこの家の主である“父さん”と食事をしなくてはいけなかった。
CY「あーうんうん、大丈夫大丈夫。」
『嘘だよ、父さん。チャニョルは何も分かってないんだから。』
「.........そうか。将来のためだ。気を抜かずに続けるように。」
CY「A〜！さっきからそんな事ばっかり言って！」
弁解しようと、チャニョルは必死だ。
だが、”父さん“はいつもそれだけ聞くと部屋に戻ってしまうのだった。
CY「あーあ、お前のせいで頭悪いみたいになっただろ！」
『本当のこと言っただけ。』
CY「もういいっ！遊んでやんないからな。」
『...あ、チャニョル..！』
そう言って、チャニョルは部屋に戻ってしまった。
父さんが何のために勉強にこだわるのか、深く考えもせずに。
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作者名：ミニ | 作者ホームページ：http://gyonn.exo /nobel
作成日時：2020年4月19日 21時
