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『....いいよ、遊べる。』
しばらくすると、Aが部屋から出てきた。
少し静かな至って普通の少女だ。
CY「はぁーあ、何でこんなルールがあるのかねぇ？」
『...強くなるためって、言われたけど。』
CY「あんなつまんない本読んでも、強くなれねっつうの！それに強くなってどうすんだよ〜。」
うなだれるチャニョルを見てAは少し微笑んだ。
二人は部屋にいる間は勉強する事が義務付けられていた。
それも、戦術や様々な武器が書かれた難しい本ばかり。
『この外は戦場か何かかかよ〜。それにあれ難しくてほとんど意味わかんないし。』
『チャニョルは、...バカだからね。』
CY「はぁ？今なんて言った！？』
『ふふふっ』
今の楽しそうな二人の様子は、“ごく普通の子供”と何も変わりなかった。
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作者名：ミニ | 作者ホームページ：http://gyonn.exo /nobel
作成日時：2020年4月19日 21時
