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紅茶と魔法と謎のキメ顔 ページ6

『美味しいわね…茶葉はディンブラかしら?』
薔薇のような香り、マイルドな味。これはディンブラの特徴に合っているのよね。
「え!凄いです!これ、茶葉が沢山合って何となく選んだんですけど意外と好評で、最近はこれにしてます!」
『紅茶大国の威厳を保ちたかっただけよ…』
頼んだ料理もこの二つにしたのも少し自慢できる事無いかな、って思って頼んだしな。
『ん!ハムサンドも美味しい。もうここ常連になれるわね』
「そういって頂けて嬉しいですね。何と言ってもどちらもイギリスが本場ですからね!」
うん、と言いたいが、今口めっちゃモグモグしてるから言えない。
「ねーねーAお姉さん?」
あ、コナン君の存在軽く忘れてたね。御免なさーい。
『どうした?コナン君。』
「あのねー!せっかくだからおねーさんの魔法見せてもらえないかなって!」
「お願いします!」
可愛い
『勿論、良いわよ。』
ニコッと笑って見せてから、どれにしようか、と迷う。だってさ、浮遊術はありきたりで、闇の魔術は駄目だし、後さ、姿表し、姿くらましは見せられない、というか見せにくい。
『んー…どれにしよっかなぁ…』
ボンバーダ?あ、からのレパロかな?んーでもなぁー…
『じゃあさ、誰かちょっとしたcharm、まあ金縛り術かかってみてくれないかな?』
「え」
かかってくれないと始まらないんだなぁ←
「あっ、じゃあ私が…」
おー、蘭ちゃんかぁ!
『じゃあ…園子ちゃん、蘭ちゃん支えてあげて?』
「はーい」
そして、私は杖を構える。呪文を唱えると少し効果が強くなっちゃうのよね…
『ペトリフィカス・トルタス!(石になれ)』
「えっ!蘭?蘭!」
蘭ちゃんは驚いた表情のまま固まって、園子ちゃんに支えられている。少し反省かな…
『大丈夫よ。フィニート・インカンターテム!(呪文よ終われ)』
「えっ…と、」
「蘭!良かった!どんな感じだった?!」

※ペトリフィカス・トルタス、全身金縛り術
フィニート・インカンターテム、呪文その物の効果を無くす(一部例外あり)

「えーっと…意識は有ったんだけど、何か…体が動かない感じかな…」
「お姉さん凄いね!」
『まあ、これでも初歩中の初歩ね。出来る子は一年生で、つまりは十一歳で出来る呪文よ。』
そう言いつつも多分どや顔しているだろう私。
周りでは少年探偵団の皆が凄い凄い、とはしゃいでくれている。さらに蘭ちゃんや園子ちゃんも目をきらきらさせている。安室さんと梓さん、ごめん。

さて、話を聞かせてくれないかな?→←可愛いおちびさん



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作者名:だぶるK先 | 作成日時:2018年6月10日 18時

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