お仕事。 ページ19
「えっ?!早くないですか?プリンスさんっ!」
可愛らしい先輩、柚野馨ちゃん。日本の魔法使いです。(年下)
『あら、そうかしら?』
「凄い早いですよ!魔法使ってもこんなに早く出来ませんから!」
『…?手作業よ?』
「だーかーらぁ!プリンスさん凄いんですって!」
『まぁ今日はお客がいるからね…それに、イギリス魔法省は皆こんな感じよ?』
ということで(?)私は、日本魔法省でイギリスからのちょっとした講師的な何かをやることになった。なので…
『え、嘘。マホウトコロ行くの明後日?!聞いてませんよ?!』
「うん、ごめんね〜、言ってない。あ、後ね、日本魔法省は、なんか公安と協力してるから、このあと挨拶行っといて。」
偉い人、雑。大事だからもう一度言っておく。雑。
『何もかもが聞いてねぇ★』
さて、外に出たはいいが
『そもそも論公安何処だよ』
あっ、降谷バーボン透に聞こう。そうだ、そうしよう。
《Re:助けて。
上司にそっちへ挨拶行けと言われたが何処に行けば良いか、そもそもどの公安かが分からない。help.》
《両方が良いとは思う。》
《どうも。》
よーし、行くか…
待って、場所は?!助けて!グー○ル先生!
『嘘だろ…』
まさかの圏外ってな、ないわー。どうしよっかなー。
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作者名:だぶるK先 | 作成日時:2018年6月10日 18時