아기공주님3 (ページ48)

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はじめての金髪ページ48

JN

Aが綺麗な黒髪を靡かせるのが好きで、目で追いかけては捕まえてって何度もしてたのに。

いつの間にか白っぽい金髪になっていて。

ここまで色を抜くのは大変だったんじゃない？と聞いたら

「全く痛くもないし髪の毛も抜けなくて。美容師さんにも驚かれた」

とあっけらかんとした笑顔で答えるから。

いたずらに未だに長い髪の毛を少し取って、キスをしておいた。

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WN

ジュナがAの髪にキスするのはもはや今となっては恒例行事となった。

だけど昔はそうじゃなくて。

Aは気にしてなかったけど

まるで童話のような美しさを放つふたりに

嫉妬しては敵わない、なんて諦めていた。

「ね、ウォヌオッパ！どう？初めて染めてみたの」

1回目の活動休止があけた頃、Aの新たな世界とでもいいたげに儚い黒髪が白く染まった様子は俺たちが染めるのとはまた少し違った魅力があった。

華奢な背中の上で揺れる髪の毛をジュナが少し束にとってキスしてた。

俺達にはできない、独特の雰囲気に少し憧れもあったけど。

何より、俺じゃない誰かがAに触れることに嫉妬を覚えたのは。

このときだったように感じる。

そして、振り向きざまに感じるその香りに苦しさを覚えたのもこの時だった。

WN「似合ってるよ」

その気持ちを滲ませるためにいつものようにこめかみにそっとキスを落とした。