秘密 ページ19
DK
今、目の前で繰り広げられている戦いは
Aとミョンホが2人で中国デートを楽しんだ後にその事実を知ったジュニヒョンとクプスヒョンが起こしたテロに乗っかったハニヒョン、ウォヌヒョン、ミンギュ、スングァニの一方的なお説教みたいなもの。
「…別にいいじゃんか」
JN「なんでオッパも誘ってくれないの？」
「ミョンホオッパじゃないとダメだったの！」
JN「なんで？」
「…言わない」
SC「俺Aとデートしたことない…」
「オッパとも今度デートするってば！」
JH「えーいエギ、ハニとも今度デートするって言ってたじゃん」
ヒョンは完全に遊んでいる。
クプスヒョンを揺さぶっている。
ニヤケを隠しきれてない。
SC「…A？」
「スンチョリオッパともデートするんだからいいじゃん」
SC「誰よりもはやくデートして！」
「無理だよ！休み被らないんだもんスンチョリオッパと」
ソファに座ったまま目の前に立つAの腰に抱きついているクプスヒョンはウォヌヒョンからの鋭い視線に気がついていない。
WN「そもそも同居人に予定言わずに出てったのはなんで？」
MG「そうだよ！！！！僕達には言わないとだよね！？」
「言ったら着いてきそうだったんだもん！」
ウォヌヒョン、同居人マウントとってる……
SG「…Aの目的はヒョンとデートすることだけじゃなかったの？」
「…言えないの！」
SG「ヒョンたち、怪しいです」
HS「取り調べを開始します」
いつの間にか来ていたホシヒョンが乗っかり
SG「何を買われたんですか？」
「…秘密」
もう泣きそうなAにさすがにみんなが申し訳なくなってきたのか抱きしめに行っている。
結局みんなAに甘い。
今まで発言権を失い、黙らされていたミョンホが口を開いた。
MH「一つだけ言いたいのは、Aはメンバーの為を思って中国に来てたってことだよ。」
「ミョンホオッパ〜ㅠㅠ」
ぽろぽろと涙を落としたAの秘密がなんだったのか、
知りたいけど、知るのは申し訳ない、なんて顔したみんなにAが
「デビュー日のお祝い、買いに行ってた。当日は私仕事で会えなかったから。ミョンホオッパセンスいいから頼ったの。秘密守ってくれる人と言えばミョンホオッパだし」
JH「えーい、オッパたちが秘密守らないみたいな言い方やめてよー！」
「へへㅎㅎ」
Aは笑顔が似合うお姫様。
あの後、Aがプレゼントを年齢順に渡してくれた。
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作者名：Boo | 作成日時：2024年1月29日 16時
