아기공주님4 (ページ6)

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不器用できれいページ6

私は、どうしたらいいのか分からなかった。

いつだってオッパたちの背中を追いかけることしか出来なくて。

走っても走っても、私の身体では追いつけない。

それでもくらいついていくしかなかった。

だから

「オッパにはわかんないよ」

私の中でストッパーをかけていたはずの心の声が

冷たい空気に落ちた。

謝らなきゃ、とスニョニオッパが出ていったあと口にしたら

WZ「お前は悪くないんだよ」

「それでもいいよ。スニョニオッパは不器用だから私が手を差し伸べたい」

ジフニオッパには呆れられた。

もはやここまで来るとどっちもどっちなのかもな、なんて頭を撫でて私を1人にしてくれた。

1人になった私は

いつも日記代わりにするノートに必死に殴り書きした。

ホシオッパ、と書いたところで

「他人行儀だけど、いいよね…？」

少し心配になったりもしたけど。

まずは、素直に頼ることが出来なくてごめんね。

オッパたちの素敵な笑顔を私のちょっとした事情で壊したりなんてできなかった。
でも違ったね。オッパの気持ちを勝手に決めつけて、私に出来ることは、頼らないことだって。表面上だけ頼ることなんじゃないかなって思い込んだ。

オッパに頼ってもいいんだって、思わせてくれてありがとう。

愛してるよ。世界で13人だけの私の仲間。

Aより

書いてる時は、ずっと涙が止まらなくて。

ぽたぽたノートに落ちる涙を必死に拭ってスニョニオッパに向けて手紙と言うべきか分からない紙に書いた。

ジフニオッパが手紙を渡してくれたみたいだった。

だけど、不安になって廊下に蹲ってたら優しい香りが私を覆った。

HS「ごめん、ごめんな」

2人で廊下で泣いて、途中でスタッフがとおりすぎたところで恥ずかしくなって吹き出した。

「ひひㅎㅎ」

HS「ㅋㅋㅋ会議室借りよ」

そこら辺の空いた部屋にこっそり入って2人で話したことを今でも思い出す。

HS「ごめん。俺、Aが諦めたくない理由なんて分かってたのに」

「ううん、こっちこそごめん。いや、わたし悪くないよね？」

そうやって悪態をついてみるけど、愛する仲間にはうまくできないみたい。

HS「うっ……」

「ㅋㅋ、オッパは心配してくれたんだって、わかれなくてごめん」

HS「…うん」

「お互い様なんだよ、結局」

お互いを愛していることを伝えるのが、少し下手なだけ。

私たちらしいけんかで、愛らしいひととき。