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きみは俺の ページ44

WN


「わたし、ウォヌオッパと出会ってからひとつだけ、伝えれてなかったことがあるの」







やけに沈黙が長く感じる。




心臓は鼓膜が破れそうなほど爆音でなり続けてるし。





はやく答えを聞かせて欲しいのに。




耳は聞きたくないとでも言うように拒んでる。




「わたしも、ずっと愛してるよ」




ねぇ、A。


俺はAと


俺の顔がクシャクシャになっても



Aの腰が曲がっても




好きだと言い合える関係になりたい。







家族に、なりたい。





「ウォヌオッパ、泣かないでよ〜…」







「オッパ、待ってくれてありがとう」



さっきまで俺の腕の中だったはずなのに、今度は逆になっていて。



お互いに涙をふいて、



気持ちが通じあってることを確認するかのように






キスをした。

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作者名:Boo | 作成日時:2024年2月27日 22時

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