おかえりが聞きたくて ページ42
JH
ウォヌとの撮影が入っていた今日ももう日が暮れそうな時間。
あと数枚で終わるであろう撮影。
トラブルがあって、2人でコーヒーを飲んでいたけど。
隣にいたウォヌが携帯を置いてこちらをむいたのが視界の端に見えて。
JH「おー、ウォヌやどうしたのそんな深刻な顔〜」
WN「ヒョン...」
何か話したそうなウォヌにこの優しい優しいハニが話を聞いてあげよう、なんて考える。
WN「俺、もう無理かも」
JH「へ?」
WN「Aのこと、諦めないとって考えてるのに、好きな気持ちがずっと止まずに降り積もってる」
俺には、あまりにも簡単な話。
けど本人たちからしたら重い話。
JH「ウォヌはどうしたいの?」
WN「俺は、」
ウォヌがしたいことを
したらいいだけだよ。
ウォヌやAに幸せになってほしいんだよ。
俺や、周りのみんなはウォヌとAのことが好きだから。
嫉妬したり邪魔してきたりするかもしれないけど。
そんなの、2人なら関係ないでしょ。
2人なら、幸せになれるよ。
━━━━━━━━━━━━━━━
WN
俺は、どうしたい?
付き合いたい?
結婚したい?
WN「俺は、Aと幸せになりたい」
JH「それでいいんだよ、もう答え出てるじゃん」
なぁA。
俺は、Aが好きだよ。
Aのおかえりが早く聞きたくて。
朝聞いた
「やばい、今日久しぶりの休みだー!!!!」
って笑うAの声が鮮明に思い出されて。
JH「はやく仕事終わらせて帰んなきゃね」
そこからは不思議と撮影がはやく済んで。
JH「お、ヒョン〜先ウォヌの家行ってやって」
『?おぉ、いいぞ』
マネヒョンの声も聞こえなくなるくらいに
今、俺は
Aに夢中になってるよ
Aにはやく聞かせてあげたいことがあるから。
「おかえり、ウォヌオッパ」
ってまず言ってくれないかな?
俺も精一杯の
ただいま
を返すから
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作者名:Boo | 作成日時:2024年2月27日 22時