아기공주님4 (ページ4)

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喧嘩の発端なんて、ほんの小さなことだったよ。

「スニョニオッパ！ここ教えてください」

イラついてたんだ。Aが悪口を言われているのに、ひたすら努力しているAの姿を見守ることしか出来ない自分に。

HS「うん、いいよ」

教えることを無下にしたりはしない。

ただひたすら踊って、教えた。

「スニョニオッパのおかげでできたよ！」

僕の質問さえ、なければ。

いや、質問があったからこそ今の仲になれているなら。

僕は過去の僕を責めて、そして褒めるよ。

HS「なんで、そんなに平気でいられるの」

「え？」

戸惑ったAの顔が今でも鮮明にこびりついて離れない。

HS「どれだけ悪口を言われても、俺がどれだけAを置いていこうと、Aが諦めないのはなんで？」

声が荒くなった。

「オッパ、わたしはこの事務所に入った頃から諦めたことがいっぱいあるよ。普通の女の子の生活も諦めた。ヨジャドルとしてデビューすることも諦めた。少し見た目がいいってだけで叩かれるこの世界で、諦めたくないことは13人の仲間を失わないことだけなの。」

Aは泣いていた。

デビューして1年もたってなくて、ただ今目の前でいっぱいいっぱいな俺とは違う、未来を見る目を妬んだ。

1人残さず、幸せにするんだってキラキラ輝くAの顔を

俺は見ていたはずなのにね。