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ページ29

僕がどうしても行きたかったのは




DN「ヌナ、ついたよ」


「わぁ〜!綺麗!超綺麗だよチャナ〜!」





ヌナの好きな、海。





DN「ヌナは最近ずっと休みがなかったでしょ?」


「うん、そうだね。」

DN「大好きな海にも近寄れてなかったから、どうしても連れてきたくて。」



日光に照らされるヌナの白い肌はキラキラと光る水面にも負けないくらい綺麗だった。




着いたのは午後1時だったはずなのに、いつの間にか3時を超えていた。



DN「ヌナ車に戻ろう?」

「うん、戻ろう。」


焼けないように帽子を深く被ったヌナの顔を覗き込めば、

大粒の涙が溢れてた。



DN「ヌナ?泣いてるの?」


「ヤ、チャニヤㅠㅠ泣かせないでよ」

DN「なんで〜」

「チャニがどんどん大人になってく...」

DN「元から大人だよ〜ㅎㅎ」

「そういうことじゃなくて!ヌナの知らないチャニが増えていくのが嫌だよㅠㅠ」


DN「増えてかないよ。」


ふと飛び出した声は意外にも低くて。

怖がらせたかな、なんてヌナをちら、と見たけどきょとんとしたままだから話を続けた。


DN「ヌナには全部見せるよ。」

「ほんと?ㅠㅠ」


ヌナは罪な女の子だから、



僕たちの中の誰が好きなのか悟らせないようにする。






教えて貰えなくてもいいから。



俺が好きだって気持ちは本当だと知っていてほしいんだ。




DN「僕の周りにどれだけ魅力的な人が現れようと、ヌナだけ見てるし、ヌナだけ愛してるよ」



言葉にしたら恥ずかしい一言でさえもヌナは言わせてしまう。





今日何度目か分からないヌナの赤面にまた愛くるしい感情が湧いてきた。



「イチャン〜ㅠㅠㅠㅠ」



手をつなぎながら車に戻って、盛り上がる曲をかけながら近くにあったショッピングモールに寄り道して、元気になったヌナの胃袋を満たすためにご飯屋に行って。

「お腹すいたね!」

DN「ヌナは何が食べたい?」

「うーん、白米?」


DN「どこでも出せるやつ言わないで」

━━━━━━━━━━━━━━━

「美味しかったね〜。お会計してくる」


DN「もう会計終わってるから」

「え?いつの間に」

DN「ヌナがスングァニヒョンからの鬼電にこたえてる間に」


「チャナ〜!!!やるじゃん」



ヌナの家まで送ったら家からほぼ駆け足で出てきたヒョンたち。


ヌナにくっつくヒョンたちをあしらって、そのままヌナをハグして解散した。

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作者名:Boo | 作成日時:2024年2月27日 22時

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