愛し、愛され (ページ38)

今日:1,037 hit、昨日:1,213 hit、合計:174,433 hit

キスでページ38

唇になにかが当たった感覚がして、ゆっくりと瞼を開けた。

「んぇ…」

誰だ？？

楽屋を見回しても、いつもと変わらない13人がわちゃわちゃしてるだけ。

…確実にキスされたと思ってたんだけどなぁ

「おはよ、スングァナどうしたの近づいてきて」

SG「どうしたもなにも、リップ塗り直さなきゃ！」

「？なんで？」

SG「気がつかなかったの？？」

「あ、やっぱり顔になんかされたんだ」

SG「ジョンハニヒョンがヌナが寝てる間におでことかほっぺとか首にポッポいっぱいするからクプスヒョンが怒っちゃって。俺が上書きするから退け、とか俺のエギだから触るな、とか…シュアヒョンに至っては笑いながら鎖骨にキスマつけようとしてたし。それに酷いのは96のヒョンたちだよ！」

HS「スングァナ〜？俺たちがなんだって〜？？」

SG「ひっ！！Aヌナ、じゃあね〜！！」

それで？

結局口にしたのは誰なんだ？？？

HS「A〜！俺たちは何もしてないからね！♡」

こいつらだ。

絶っっ対こいつらだ！！

「誰？誰がキスしたの私に！！ファーストキス返してよ！！！！」

WN「ファーストキスではないだろお前」

「バレたか〜」

WN「ファーストキスは俺だからな」

「そうだっけ？」

HS「うわぁ、懐かしーその話」

SG「そうなの！？」

DN「そうなんですかヌナ！！？」

WN「覚えてねーの？」

「うん、覚えてない。どうだった？柔らかかった？」

WN「ふにふにしててかわいかった」

「…」

WN「ㅋㅋㅋからかいがいあるなぁ」

こいつ、ぶっ飛ばす。

あと今日キスしてきたのはウォヌとホシウジではない。

ウジは関係ないって顔でスマホいじってるし、ウォヌとホシならもっとあからさまにするはず。

つまりあいつだ。

「ジュナ〜？？」

私から1番遠い椅子に座ってびくーっ！と効果音がつきそうなくらい肩を跳ね上げさせたジュナ。

JN「ち、違うよA」

「何が？」

JN「口は僕じゃない！」

「ほーん、じゃあ誰よ」

JN「……ぼくです」

「でしょうね〜ㅋㅋㅋ」

JN「許可なくしちゃってごめん…」

「いいよ、ジュナだし」

JN「ウォヌだったら？」

「1発ぶん殴った」

JN「ミ、ミンギュだったら？」

「2週間話さなかった」

JN「う、うわぁ」

「次やったらどっちもするからね？ジュニだからっていつまでもは許さないからね？？？」

JN「はい！」

うん、返事がよろしいからいいか。