デカイ ページ9
承太郎の美味しいご飯を食べ始めて一ヶ月ほど経った
以前と比べて４kg増えた、凄い
そしてなぜかたまに夜ご飯といってお弁当をくれる
それを次の日に洗って返すという奇妙なことが起きているが、地道にだが貯金をしている
そんなある日
「ジョータローの家に行く？」
「あぁ、うちのアマが会いたいとうるさいんだ」
「アマ？」
「母親のことだ」
「Ah…よくない日本語？」
承太郎はその質問には答えてくれなかった
「今日来てくれるか？」
「キョー……ウン、いいよ」
最近はなるべく日本語を使って話している
発音の方はあまりうまくいかないけど、会話にはなってきていると思う
「おかえり承太郎ー！んちゅっ！」
「やめろこのアマっ…」
「あ！あなたがブラキャくんね！会いたかったわー！」
「わっ…」
突然承太郎のお母さんに抱きしめられた
柔らかい
「は、ハジメまして、僕はユリーヌブラキャデス」
「英語でも大丈夫なのよ？」
「今、勉強チューだから、日本語…Hmm…ソノー…大丈夫デス」
「おっけーい！」
僕は承太郎の部屋に案内された
「これお菓子とお茶ね、お菓子はちゃんと分けて食べてねー」
「ありがとうゴザイマス承太郎のオカーサン」
「うふふ、楽しんでー！」
承太郎のお母さんはとっても明るい
綺麗だし笑顔が素敵
「ジョータロー何する？」
「ブラキャにあげたいモンがいろいろある」
「あげたいもの？」
承太郎はベッドの下をゴソゴソとやると、紙袋を渡してきた
中身を見ると
「これはナニ？」
「見てわかるだろ、本だよ」
「…全部英語のホンだね」
「お前本も買えないんだろ？それやるよ…じじいからの貰いもんだが、そんなに古くないはずだ」
「ジジイ？」
「おじいちゃんのことだ」
「よくない日本語だね？」
承太郎はその質問には答えてくれなかった
「ヒマだから…喋ロー？」
「いいぜ」
うーん、何話そうかな
「ジョータローはいつも何してる？」
「テレビで相撲を見てるな、ブラキャは？」
「僕は…ナンダロー…日本語の勉強シテルヨ」
「真面目だな」
承太郎は相撲が好きなのかな、なんか意外
「じゃあ俺が次に質問するぜ」
質問するお喋りな感じ？
「俺たちはもう友達だからこんなこと聞くが…ブラキャはいつもノートに何書いてんだ？」
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夕 - よがっだよぉぉぉぉぉ！！！！夢主ぐぅぅぅん！！！！！！（泣） (2022年9月4日 6時) (
レス) @page15 id: 211a92bbe4 (このIDを非表示/違反報告)
ハポーザ - すげぇ…よかったっす (2021年7月19日 21時) (レス) id: 0370b8798d (このIDを非表示/違反報告)
月歌(プロフ) - すごくおもしろかったです！ (2019年12月8日 8時) (レス) id: 5a526bb375 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リコーダー | 作成日時：2019年8月21日 18時
