雑対応 九日目 ページ10
貴方side
楽屋に戻ると皆がいた。
でも、誰も私と目を合わせようとしなかった。
さかたんだけが、お疲れ様！凄かったよ！と笑って声をかけてくれた。
その間、皆はずっと、スマホを見てたり
私に目線を向けなかった。
その日から、おかしくなった。
貴「ねぇ、まふく…」
まふ「何…用事なら後にして、僕今忙しいんだ」
貴「あ、そ、そっか…？じゃあそらるさんー！」
そら「ごめん、俺も今無理、他当たって」
貴「…？うん…わかった…？」
貴「うらたさーん！」
うら「うわ、何か来た。」
貴「うわって何！ひっどいなぁ！」
うら「うるさっ、今から歌録るからあっち行ってろ、邪魔」
貴「邪魔って…ひっどぉ…あ！志麻くーん！センラさーん！！」
志麻「…うるっさ(ﾎﾞｿｯ」
セン「何ですか、あんまり叫ばんといてくれます？鼓膜破れますわ」
貴「えぇ？何か皆最近冷たくない？私の扱い雑すぎない？」
志麻「気のせいだろ…」
セン「そうですよ、元々こんなんですよ」
貴「んんんん…まぁいいや…皆きっと何かしら忙しいんだよね…さかたんとこ行ってこよっと！」
この時はまだ皆忙しくてきっとぴりぴりしてるだけだと思ってた。
でも違ったんだ。
何時間、何日、何週間…何ヵ月経っても
皆、私に冷たいままだった。
何だかんだ、その頃の私は神経が図太かったのか笑って流していた。
でも、流石に、私だって人間だ
限界は、訪れるものなんだ。
その限界が、今日、だった。
目をつむって過去の楽しかった思い出に浸っていると目元に急にひんやりとした冷たい感覚により一気に意識が現実に引き戻される
貴「っっっめたぁ！？何ぃ！？」
坂「目、腫れとんやから、冷さな駄目やろ？」
目の前には保冷剤を持ったさかたんがいた。
貴「…あ、ありがと？」
坂「……昔の事でも思いだしとった？」
貴「…何でそうおもうん？」
坂「………楽しそうな、でも苦しそうな顔しとったから、何となくそうなんかなーって」
やっぱ、さかたんは幼馴染ってだけあってよく見てくれてるなぁ…。
貴「なんで、さかたんだけは、優しくしてくれたん？」
ただ、ほんとに興味から出た質問だった
坂「…そーやなぁ、何でやと思う？」
貴「んー、幼馴染だから？」
坂「ちゃうで」
違うんだ…じゃあ…何で？
坂「ほんっま、鈍感なやつやなぁ…お前…」
貴「ど、鈍感？何が？」
坂「…るっさいわ。それくらい自分で気付けや。」
〜〜〜〜〜
次はやらかしたあの人side…！
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乘肄 - 気づいたら滅茶苦茶泣いてました素敵な作品をありがとうございます！ (2020年5月5日 16時) (
レス) id: 07acb83777 (このIDを非表示/違反報告)
雪哭@AtR尊い(プロフ) - 紅い猫さん» コメントありがとうございます！ 好きといって頂けて嬉しい限りです…！これからも頑張ります！(・∀・*) (2020年2月19日 0時) (レス) id: 99625d611e (このIDを非表示/違反報告)
紅い猫 - 初コメ失礼します。とても好きな作品です。いつも更新を楽しみに待っているので、これからも頑張ってください。応援しています。 (2020年2月17日 22時) (レス) id: ab853c85cf (このIDを非表示/違反報告)
せつな(プロフ) - 詩乃さん» コメント、リクエストありがとうございます。そして大変申し上げにくいのですが…主は色々とあってすとぷり地雷化してしまっていて…リクエスト本当に有難いのですが応えられそうにないせです…本当にごめんなさい…！ (2020年2月9日 10時) (レス) id: 99625d611e (このIDを非表示/違反報告)
ろるむ - 終わりって書いてるの、気のせい？ (2019年12月27日 22時) (レス) id: a41ba2503b (このIDを非表示/違反報告)
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