【歌い手】歌い手さんからの扱いが酷すぎて泣きそうです

雑対応 十七日目 ページ19

貴方side

ゆっくりとさかたんの家へと近付いていく。

近付くにつれ聞こえなかった声が聞こえてきた。

坂「ほんま、何度言えばわかるん、いくら言っても会わせられん言うとる」

「だから何で？」

坂「…はぁ…よくもまぁそんな取り返しのつかんことしておいてのこのこやってこれるよな」

「何その言い方。確かに悪いのはこっちだけどそれは無いんじゃない」

坂「この程度で何言うとん、あいつが味わってきた悲しみ、苦しみに比べたら何でもあらへんわ」

この声……

貴「…あま…つき……？」

坂「っ！A…！何で来たんや…！」

天「…これ、本気？」

見せられた画面にはさっきもくろちゃんに見せられた私のツイート。

貴「…本気ですが、それが何か関係ありますか」

天「…あ、そう。…別に何でもない。それ確認しに来ただけ、じゃあね」

ふい、と顔を逸らし足早にその場を去っていってしまった。

坂「何なんや…ほんま…」

貴「い、いいんだよ、もう」

96「あまちゅ…あんな酷い奴とは思ってなかったわ…」

くろちゃんの顔が悲しそうに歪む。

やめて、そんな顔しないで…

貴「…ほ、ほら、暗い顔しない…！早く帰って皆でご飯食べよ…！」

無理矢理明るい笑顔を張り付けて私は言う。

二人とも何か言いたげだったけどきっと私の気持ちを読み取ったのか何も言わないでいてくれた。





貴「さてさて、では作っていきましょうかー」

96「わし手伝う！！」

坂「俺も手伝うー！」

貴「じゃあくろちゃんはこれ、皮剥きお願いね、さかたんはこれ一口サイズに切って」

96「まかせろぉぉぉ！！」

坂「わかった！！」

貴「えーっと…調味料は…って！くろちゃん！危ないから！！ピーラー使って！！危ない！！」

96「ぴ、ぴー…なに！？」

貴「これ！これ使ってって！！」

96「こ、これどう使うん！？」

貴「えぇ！？こ、こう！こうやるの！わかった！？」

96「おぉ！こうか！！わかった！！！」

貴「ふぅ…ってさかたん！？！？大きい！！もうちょい小さくていい！！」

坂「え、あ、じゃあこれぐらい！？」

貴「それは小さすぎ！！あと包丁持ち方危ないから！あと空いてる手は猫のて！！教わらなかったの！？」

坂「ね、猫の手…あかんわからん！！！」

貴「もぉお！！こう！！これでこう！！」

坂「おー！！凄い！！俺もやる！！！」

貴「な、なんでこんなに疲れるの…」

もう既にぐったりです…

〜〜〜〜〜
11万hit…？！
凄すぎて言葉が出ません…

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