黒うさぎ×白うさぎ

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〜1年前〜


美勇人「なんで俺が委員長なんだよ…」


あの日の放課後、林間学校の資料をまとめる仕事をしなければならなかった。

それも、委員長だけでできるからって俺一人に任せてさ…



A「あの…手伝いましょうか?」

美勇人「えっと…」


確か、副委員長の…阿部さんだったっけ?



(ガタン)


美勇人「え…?」

A「手伝います。早く、部活に行きたそうだから」

美勇人「ありがと…」



これが、彼女と初めて話した日＿＿＿


その日から、俺は自然と彼女の方を見ていた。


優吾「あっれ〜美勇人、恋しちゃった感じ?」


こいつは、高地優吾。
入学式そうそう、意気投合したやつ。


美勇人「そっそんなんじゃねぇよ!!」

優吾「えーっ嘘つき〜」

美勇人「嘘じゃねぇ!!!」

優吾「はいはい笑」

担任「森田ー!!今日も仕事頼むな＾＾」

美勇人「部活…泣」

優吾「ドンマイドンマイ♪」

美勇人「お前も道ずれにしてやろうか!?」

優吾「俺、委員長じゃないし＾＾」

美勇人「うっわーっ!!なに?その笑顔!!!」

優吾「まぁ、いいじゃん。」

美勇人「何を?」

優吾「副委員長、阿部さんだから頼りになるじゃん」

美勇人「なんで?」

優吾「頭いいから、要領も良さそうじゃん!!てか、阿部さんの眼鏡はずしてみたい」

美勇人「へぇ…頭いいんだ。てか、眼鏡はずしてみたいってどういうことだよ(笑)」

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