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貴「どうにか？部外者が？」
陽「隼と始さんの知り合いから弁護士が頼める」
新「それに家族も守ってくれるって話だ」
私の知らないところで
話がどんどん膨れ上がってて
貴「私はそんな大事には…！」
ｐｒｒｒｒｒ
葵「はい、はい、了解です」
貴「誰」
葵「隼さんだったよ、弁護士が手配できたって」
貴「余計なことしないで！」
お願い
私は怖いの
陽「…わりぃな、でも」
貴「私が望まないの、だから、やめて…」
夜「それが本心？」
貴「そうだよ…！」
私はこんな家庭に生まれた私が嫌い
私が嫌いな私なんだから
あなた達も嫌いでしょ
嫌われたくない…
夜「違うでしょ、家族を守りたい、そのためなら何でもする」
新「大事にしたくないのは家族を守りたいから」
貴「そんなの…私は私が可愛いだけ！」
私は自分が嫌われたくないから大事にしたくないの
私は、
私は私は
って自分しか自分のことしか考えてない
陽「お前はもっと自分を大切にしろ」
葵「本当にごめん、でも今回はAじゃなくて、ご親族の皆さんに決めてもらおうって」
貴「やめて、お願いだから…」
新「悪いな」
行かないで
お願いだから
やめて
貴「やめてってば…！」
皐月と長月に抑えられてる
皐月も長月もちょっと本気を出せば振り払えるのに力が出ない
＊＊＊
弥生 春side
隼「ということで、あなた方に決めていただこうと思うのですが」
「Aは、どう望んでいるのですか」
春「大事にはしてほしくない
他人に迷惑をかけたくない
でも、何が何でも家族を守りたい
…という感じです」
自分が可愛いって言ってるけど
それは家族を守るための嘘
自分でも無意識についている
悲しい嘘
「…Aは」
隼「はい」
「私とあの人が離婚して、私がこっちに来て楽しそうにしていると
Aも凄く楽しそうだし、嬉しそうなんです
もし私たちの幸せがAの幸せで
あなた方がAを支えてくださるなら
是非
いえ、どうか
よろしくお願いいたします」
隼「わかりました」
この家族は
もっと自分のことを大切にするべきなんじゃないか
それが俺の思った一番のことだった
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雪氷 - 紗夜さん» ありがとうございます！そのように言ってもらえて感激しております！返信遅れてすみませんでした。 (2016年12月31日 23時) (
レス) id: 76ef42f690 (このIDを非表示/違反報告)
紗夜(プロフ) - お疲れ様でした！！ツキウタシリーズ…というかツキウタというジャンルで一番好きで一番応援していた作品でした！！完結した後もお気に入りを解除せず日々楽しみたいと思います！！ (2016年12月22日 20時) (レス) id: 14ff70f938 (このIDを非表示/違反報告)
蛍姫 - 雪氷さん» いいえこちらこそ小説を読ませて楽しませてもらいましたので。 (2016年11月20日 18時) (レス) id: 7986af856e (このIDを非表示/違反報告)
雪氷 - 蛍姫さん» ありがとうございます！蛍姫さんには最初から本当に助けられました。明日になるか、１週間後になるか、１か月後になるかもわかりませんが、次回もよろしくお願いいたします！ (2016年11月20日 0時) (レス) id: 76ef42f690 (このIDを非表示/違反報告)
雪氷 - まゆさん» ありがとうございます！初めての投稿だったもので、拙い点もあったと思います。ここまでありがとうございました！もっとよくできるように、次も頑張ります！ (2016年11月20日 0時) (レス) id: 76ef42f690 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪氷 | 作成日時：2016年10月31日 19時
