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始「ここにいたのか」
新「あ、おかえりなさい」
貴「お邪魔してます」
睦月さん
ついつい立ち上がる
…お礼がしたい
始「…この前は、すまなかったな」
貴「いえ、こちらこそ本当に助かりました」
始「頭を上げてくれ」
あげられない
感謝しきれないから
貴「あなたと霜月さんには、本当に頭が上がりません」
始「俺は、助けたかった人を助けたまでだ」
貴「それが」
本当に助かった
家族も私も
始「俺の欲求を埋めただけだ、気にするな」
貴「…これ、皆さんで食べてください」
始「ワッフル？」
貴「粗品ですが」
始「ありがたくいただこう」
…笑うとちょっと幼い
というか年相応になるんだ
始「あぁそうだ」
『？？？』
始「陽は心配いらないと思うぞ」
貴「っっ！」
聞かれてた
新「聞かれてたと」
貴「でも、安心したかも」
郁「じゃ、送りますよ」
今日くらい大人しく送られるかな
陽「あれ？郁、帰ってたのか」
貴「陽」
陽「A？」
貴「お邪魔してます」
陽だ
髪型がいつもと違う
顔が見れただけでいい
陽「んーん、どーせなら俺の部屋来いよ」
貴「そうしてもいい？」
振り返って郁に聞く
…卯月と如月なんだその顔
張った押すぞ
郁「どうぞ！」
貴「お邪魔しました」
＊＊＊
陽「あのさ、」
貴「うん？」
陽の部屋に入った
入ったはいいんだけど
顔をこっちに向けてくれない
陽「…ここの奴らはいいやつだからそんなことないってわかってるんだけど」
貴「うん」
陽「あんまり、あーいう状況になるなよ」
あーいう状況
男が数人(彼氏がいない)で私、女子一人
私が見かけたらすぐ会話に入るな
貴「あ…ごめん、気を付けるね」
陽「いや、」
貴「でも、」
陽「？」
なんだよ
私にはああ言っといて
貴「陽こそ、あんまりあーゆー状況、作らないでね？」
陽「…おう」
貴「ごめん…ウザかった？」
陽の反応がちょっと遅れた
引いたかな…
重かったかな…
陽「は？普通じゃね？」
貴「…普通なの？」
陽「ひどい奴は私と離れるな、だぞ？」
貴「うわぁー…」
何？
彼氏はあんたの所有物か
何様だよ…
それがいい人もいるのかな…
わからん
陽「むしろお前がちょっと独占欲発揮してくれて、嬉しい」
貴「恥ずかしいこと言わんでよ…」
陽「かわいー」
この寮って防音なのかな
陽、かなりの大声なんだけど
あ、
乗っかってくる…
ぐふぇ←
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雪氷 - 紗夜さん» ありがとうございます！そのように言ってもらえて感激しております！返信遅れてすみませんでした。 (2016年12月31日 23時) (
レス) id: 76ef42f690 (このIDを非表示/違反報告)
紗夜(プロフ) - お疲れ様でした！！ツキウタシリーズ…というかツキウタというジャンルで一番好きで一番応援していた作品でした！！完結した後もお気に入りを解除せず日々楽しみたいと思います！！ (2016年12月22日 20時) (レス) id: 14ff70f938 (このIDを非表示/違反報告)
蛍姫 - 雪氷さん» いいえこちらこそ小説を読ませて楽しませてもらいましたので。 (2016年11月20日 18時) (レス) id: 7986af856e (このIDを非表示/違反報告)
雪氷 - 蛍姫さん» ありがとうございます！蛍姫さんには最初から本当に助けられました。明日になるか、１週間後になるか、１か月後になるかもわかりませんが、次回もよろしくお願いいたします！ (2016年11月20日 0時) (レス) id: 76ef42f690 (このIDを非表示/違反報告)
雪氷 - まゆさん» ありがとうございます！初めての投稿だったもので、拙い点もあったと思います。ここまでありがとうございました！もっとよくできるように、次も頑張ります！ (2016年11月20日 0時) (レス) id: 76ef42f690 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪氷 | 作成日時：2016年10月31日 19時
