１人の少女はアイドルとつながりがありました ２

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「相川ちゃん！お願いします」

貴「は、い…」



こんなスカート…
人前に出れないでしょうが…



葵「…！似合うね」



＊＊＊



新「おースカート？」

夜「足…！出しすぎじゃないの…！？」

陽「改めてみると手足長いな」



＊＊＊



貴「スカートなんて、下着見えそうだし…」

葵「…じゃ、ちょっと失礼？」

貴「え、うわっ」



腰に手が、
というか引き寄せられたせいで距離が



葵「こうしてれば、後ろからは見えないでしょ」

貴「皐月、」

葵「なに？」

貴「…かっこいいね」



素直に思ったこと、



葵「ありがと」



＊＊＊



新「相変わらず自然だな…」

陽「へぇ…相川がこんなにうまいなんて」

夜「すごいよね」



＊＊＊



「よし、次！卯月くん！」

新「はい」

「相川さんはこちらへ」



うん、あちこちはもう慣れてきたよ



貴「はい」

「皐月くんは写真選んでて！」

葵「あ、はい！」



＊＊＊



貴「…？なんですか、これ」

「袴です」



袴？
はかま、ハカマ、ＨＡＫＡＭＡ…



貴「え、」

「袴ですよ」

貴「…成人式ですか？」

「そうです！」



満面の笑みで言われちゃあ…
何も言い返せないじゃないかよ…

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