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郁「え、先輩!?」
貴「郁…私もついてって良い!?」
行きたい
嫌ならいいんだけど…
郁「いいですけど…どうやって追いついたんですか!?」
貴「階段で」
郁「…ですよね、先輩はそういう人です」
どういうことだ
私はそういう人?
***
貴「あーよく走った!」
郁「のわりに、あんまり汗かいてないじゃないですか」
ペース遅くしちゃったからね…
それに汗臭くなるから
一応周りは気にするのよ
私だって
貴「まー現役の時よりはペース遅くした」
郁「それであのスピード」
貴「そう?郁もいつもよりペース遅めにしてたでしょ」
気付かないわけないでしょ
後ろ向きながら走って
車とかも私が大丈夫か気にしながら走って
全力で走れるわけがない
郁「あれ?バレちゃってました?」
貴「私をなめないでよ?」
郁「ですね…先輩にはかないません」
***
海「あ、おかえり」
貴「…じゃあ、私ここらで失礼させていただきます」
朝ごはん、カフェで食べてから行きたいし
あのカフェのモーニング食べてみたかったんだよね
陽「んぁ?もう帰んの?」
貴「直接大学行くよ」
夜「じゃあ、朝ごはんも食べてきな」
貴「え、いや」
長月のご飯はお母さんの味って感じでおいしいけど
いや、すごくおいしいけども
陽「一緒に行こうぜ」
貴「…はいよ」
誘惑には勝てなかった
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雪氷 - ミスウェル・ブラッティーネさん» ありがとうございます!一回パソコンがフリーズしてデータが飛びました…(´;ω;`)できるだけ早く続きを書けるようにします! (2016年10月16日 19時) (レス) id: 76ef42f690 (このIDを非表示/違反報告)
ミスウェル・ブラッティーネ - 続き楽しみにしています!頑張ってください!o(`ω´ )o (2016年10月15日 13時) (レス) id: 77869ffd6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪氷 | 作成日時:2016年10月15日 9時