１人の少女はアイドルとつながりがありました ２

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夜「で、相川さんはどこで寝る？」

貴「ん…どうしようかな」



とりあえずは長月の部屋片づけなきゃでしょ
どこでも寝れるから階段でもいいんだけど



夜「一回共有ルーム覗いてみようか」

貴「だね」



こんな時間だけど、誰かいるのかな



＊＊＊



海「お？どうした？」

夜「皆を送って、二人になったところです」



…あれ、お酒だ

文月さんとか弥生さんが飲んでるの
多分カクテル

オシャレだな…
さっきの私たちの酒とは大違い



郁「相川さん！飲みました？」

貴「郁、うん…ちょっとね」

夜「ちょっとってレベルじゃない…」



え、そんなにバレるかな

酒臭い？



海「相川もそこそこ強いのか？」

貴「まぁ、ザルではないですけど」



ザル…ではないんだよな

ちょっと強いくらい



始「もうお開きにしたのか」

夜「で、寝るところはどうしようかなって」

隼「夜、泊めてあげればいいよ」



あ、霜月さん



貴「長月がいいなら」

夜「おっ！俺は…」

貴「あ、無理矢理には言わないけど…」



ずいぶん動揺してるみたい

まぁ嫌だよね
私、場所とるし



夜「大丈夫！」

春「じゃあ、あまり遅くならないようにね？」

貴「はい！」




弥生さんにくぎを刺されて

…ちょっと寝るには酔いが足りないな



＊＊＊



貴「…ね、もうちょっと飲んでいい？」

夜「いいけど…」



なんか心配そう？



貴「じゃないと気持ちよく寝れなくて」

夜「ん、どうぞ」




理由を言わないと心配してる
本当に長月ってお母さんみたい

…あったかい

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