生命 ページ7
「んっ！・・・・・・」
思わず、口を押さえた。
今日、架乃は一人でここに来るのをためらっていた。
一緒に来ていれば・・・。
.
「姉貴！・・・どうして・・・こんな」
雄也くんが支える架乃の顔には赤い血が垂れていた。
腕には力が無くて、足には大きなアザが出来ていた。
「架乃！」
そばに近寄ると、スゥースゥー。
と、かすかな呼吸の音がした。
「苦しいの？架乃」
「姉貴は元から肺が弱いんだ・・・」
「え？」
全然知らなかった。
だから、体育の授業は、たいてい見学してたんだ。
「どうしよう、救急車呼ばなきゃ！」
急いで携帯を広げて電話した。
手も声も震えていた。
(人間ってこんなにも、もろいの)
.
少しして、救急車が来た。
架乃の居る病院には、裕也くんと私しか来なかった。
架乃の家族に知らせても、来ようとはしなかった。
「もし、来たら
姉貴と俺の面倒を見なきゃならない
と思ったんだ。」
って雄也くんは言っていた。
.
祈る＿＿＿＿＿＿
元気な姿をまた見れるって
信じてる。
.
その時、扉が開いた。
「先生！」
一番に雄也くんが立ち上がった。
私も後に続く。
「架乃さんは、今は一時的に意識が戻っています。」
一瞬光がさした気がした。
「しかし・・・それも薬によるもので、呼吸器を広げているので副作用が伴
います。」
また、闇が迫ったていた。
「しばらくは薬の点滴が可能ですが、その後は病室で呼吸器が安定するのを 待つしか」
「待てば治りますか？」
雄也くんは必死だった。
「それは何とも・・・架乃さん次第と」
「・・・何で治せないんだよっ！」
「最善を尽くしますが、一度、ご家族の方と相談しては、いかがでしょう か？」
「それって、
最悪の場合がある そういう事!?」
「えっ？架乃はどうなるの？」
.
架乃はどうしたいの。
どうしてこうなったの？
私が架乃の心配をしても良いですか・・・？
.
「呼吸が止まります。」
それは、架乃の生死にかかわる一言だった。
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革ベルト
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あずきいろ
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8
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西 - この方角に福があるはずです
ラッキーめっせ♪
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ルウ(プロフ) - りぁ♪ｓ 有難うございます♪今は更新できませんが、近々更新したいと思っています！少しお待ち下さい(・ω・)/ (2011年10月18日 18時) (
レス) id: a5567b4d84 (このIDを非表示/違反報告)
ルウ(プロフ) - 長い間、私の小説を読んでくれて、有難うございます！更新頑張ります♪華ｓの小説読みに行きましたよ(^_-)-☆ (2011年8月15日 10時) (レス) id: 004be2c24d (このIDを非表示/違反報告)
華(プロフ) - ずっと読み続けてました!! 更新ガンバです＾＾ 出来れば、私のお話も・・・。URL載せときます!! アドバイスetc.お願いします。http://uranai.nosv.org/u.php/novel/harmony/ part2もあります＊ (2011年8月11日 22時) (レス) id: 4fe5178f15 (このIDを非表示/違反報告)
ルウ(プロフ) - 未来ｓ 有難うございます♪更新頑張ります(^_^)v (2011年8月5日 12時) (レス) id: 58180c2fbc (このIDを非表示/違反報告)
ルウ(プロフ) - 詠歌ｓ 感動してもらえて、嬉しいです(^^)/更新頑張ります☆ (2011年8月5日 12時) (レス) id: 58180c2fbc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルウ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/myluuru/
作成日時：2011年5月10日 19時
