【合作】月の姫と自然の精霊 (ページ31)

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17話ページ31

風丸「お前らのその気合い、乗った！」

私と守は、その意味を初めて理解すると風丸の手を握った。

つまり、サッカー部に入ってくれるということだ。

『…ありがと。アンタなら入ってくれるって、信じてたよ』

私は微笑んでみせる。

風丸「っ…//あ、あぁ…//」

風丸は顔を赤くして、ごにょごにょと返事をした。

すると風丸は後ろを向いた。

風丸「俺はやるぜ。お前らはどうするんだ？」

そして、後ろにいる誰かに向かって聞いた。

風丸の問に、木の陰や茂みからサッカー部員が全員でてきた。

円堂「みんな！！」

守は部員に駆け寄ろうとするが、タイヤの重みで転んでしまう。

栗松、壁山「「キャプテン！！」」

でも、2人の部員から助け起こしてもらっていた。

栗松「大丈夫でヤンスか！？」

染岡「帝国と試合をする前に、お前がバテるぞ。」

円堂「へへっ、大丈夫だって！」

みんな守を心配している。いい奴らなんだな。