ソムリエの神代さん 【名探偵コナン】【降谷零】

三滴 ページ3

祖父、父、私と三代にわたって細々と営業しているバー専門店。カウンター4席にテーブル席が２つと小さいながらも常連様が多く、お客様でいっぱいなんてことも多々ある。
午後九時、お店開店の時刻だ




「いらっしゃいませ……
って毛利さんでしたか、いつもありがとうございます」

「ここはバーの姉ちゃんも酒の味もいいからなぁ
今日は弟子も連れてきちまったよ」


開店と同時にいらっしゃった毛利さんは、父の代からこの店に通ってくれている常連さんだ。最近は"眠りの小五郎"なんて有名になってしまったから、こんな小さな店には来てくれないと思ったけれど、これがびっくり未だに通い続けてくれている。



「僕はあまりお酒は飲まないんですけど……先生からせっかくのお誘いだったもので」

「あら、先日の喫茶店の……
ウイスキー初心者にはスコッチなんかオススメですよ。"グレリンベット12年"フルーティーなのでお酒に抵抗のある人でも飲みやすいんですよ」

「ではそれでお願いします」

「俺はいつもので頼む」

「かしこまりました」


木曜日の夜、ということもあってか店の中は静かで、毛利さんの笑い声が響く店内は、なぜだか凄く雰囲気がよかった。








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10/12 18〜19時頃

もう一つの作品を公開します。
降谷さんメインです。



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抱きつき症候群 【降谷零】

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