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八話 ページ8

パチリ、と驚くほど気持ち良い目覚めを迎えた。低血圧な私は、朝起きるのがとても苦手である。それこそ毛布のまま家の中を移動できたら、なんて思うくらいには。


「ん、起きた?おはよう」

「……おはよう、零くん」

「まだ寝ててもいいよ?」

「ううん、もう起きる
零くん朝なのに温かいねぇ」


ベットの中は暖かかった。朝起きたら隣に誰もいない、そんな日常に慣れてしまったせいか、誰かの体温を感じる幸せを今存分に噛みしめている。

「なぁ、お昼頃に買い物ついでに散歩でも行かないか」

「……いいの?」

「あぁ。昨日も言っただろう?安室透の彼女としてなら何も問題はないと」

「あっ、それ本気だったんだ……」


徹夜明けの冗談ではなく、本気でその事を考えていたらしい。やはり彼はたまにどこかぶっ飛んでいる。


「誰になんと言われようと平然としていればいい。もし何かあった時は僕がなんとかするさ。
それよりほら、早くリビングに行って朝食にしよう」

「……たまごサンド食べたい」

「仰せのままに」









-------------キリトリセン--------------


(小声)ここだけの話なんですけど
来週の土曜日(2019/12/14 21〜22時)
新作を出す……かもしれないです

ネタ自体は1ヶ月ほど前からねっていたもので、某pix〇vさんにあげているものの改訂verになります。
かけもちにはなりますが、読んでいただけると嬉しいです。

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せつき(プロフ) - 奏さん» ありがとうございます!!!私だけじゃなくて良かったです笑 (2019年10月20日 18時) (レス) id: 5e631fa532 (このIDを非表示/違反報告)
- 私も気をゆるしてる相手やぬいに結構抱きつく人なので夢主ちゃんに親近感覚えました。 (2019年10月19日 22時) (レス) id: 93b8a3ca15 (このIDを非表示/違反報告)
せつき(プロフ) - さちさん» ありがとうございます!!!これからも見てくれると嬉しいです!!やっぱ抱き枕最高ですよね〜(´ー`) (2019年10月14日 20時) (レス) id: 5e631fa532 (このIDを非表示/違反報告)
さち - もうひとつの作品から飛んできました。おもしろいです。抱き枕、最高です。よろしくお願いします。 (2019年10月14日 18時) (レス) id: 5f335610e5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:せつき | 作成日時:2019年10月12日 19時

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