抱きつき症候群 【降谷零】

三話 ページ3

女子高生が集まってする話といえば、恋バナ以外に何があるというのだろうか。みんなで集まってはあれこれ話題に花を咲かせる、学生の醍醐味というやつだ。


「Aさんは付き合ってる人とか居ないんですか？」

「お付き合いしてる人はいないよ
そういう経験あんまりないからね……」

「え〜、そう言ってモテるんでしょう??Aさんみたいな美人さん男が放って置くわけないんだから!!」


現役JKに話題を振られるのはさすがにキツい。高校を卒業してしばらく経つが、今の子達の話題についていける気がしないのだ。


「そんなことないよ
私のことより蘭ちゃんと新一くんの話が聞きたいなぁ〜」

「あっ、そーよ!!
結局あんたらどこまで行ってんのよ!!」


あたふたし始める蘭ちゃんを横目にレモンティーに口をつける。急に下を向いてしまったコナンくんを不思議に思いつつ、自分からターゲットが変わったことに心底安心するのである。



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たくさんの方に見ていただけたようで結構ビックリしています笑
更新は不定期(テスト期間特に)ですが長い目で見て貰えると嬉しいです。



コメント・評価してくれたら嬉しいなぁ…I˙꒳˙

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