【ハイキュー】全属性の魔法少女、謳歌されています。

054 "破壊の深淵" ページ14

「あー、やっぱ久々だからな！
本気でやらないと今は無理だわ。」



今はって何、今はって。





なんだあの黒い炎。




今まで見たことの無い、闇属性をベースとしたおぞましいもの。







貴方「……………気味の悪い。」



「悪魔ってもんはそういうのしか使えねぇんだよ。
煉獄の7姉妹と一緒にすんなよ？
あれは俺らよりワンランク下げられた分身だ。
……………いや、ルシファーとアスモデウスはそのまんまか。」






貴方「……………いいことを聞きました(真顔)」




「やっべ、今のなし！！
聞かなかったことにしろ！！！」




大分ヤバそうな顔をしているので、いじめるのはよそう。



………………まぁ、2人に後で聞くつもりではあるんだけども。









「仕方ねぇ、お前にとびっきりの魔法みせて俺は帰る。」





貴方「ほぉ。」








皆を殺した原因の1つかもしれない。


ならば。









「燃やし尽くせ、"abyss brake(破壊の深淵)"」





貴方「っ！！！」








1点から一斉に広がる黒い槍。



確実に受けたら死ぬだろう、正直これをまともにくらうのはヤバい。




でも。









「人間はまともに喰らえば死ぬ。
お前はどう、なん…………………」





貴方「―――――死んで、ないけど？」








体の至る所を貫かれた、しかし貫通してはなく、表面上の傷と痛覚の操作ってことか。





貴方「………………データはとれた。」

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