ブラック本丸に来た鬼審神者は地獄でも本丸でも愛されているようで。【刀剣乱舞】【鬼灯の冷徹】

燭台切光忠と… ページ34

翌朝。

歌仙「A、A。もう朝だよ」

誰かが私を揺らしている…。

『ん〜…ふぁぁぁあ…』

歌仙「おはよう、A」

起き上がってうっすらと目を開けてみると、歌仙がいた。

『おはよう…歌仙…』

いつもに比べて随分寝たはずなのに、物凄く眠い。

まぁ…鬼灯様と同じで、朝に強い方ではないけど…。

『ふぁぁぁあ…』

それにしたって眠い。

歌仙「凄く眠そうだね。昨日はあまり眠れなかったかい？」

『ううん、そんなことないよ。むしろいつもに比べて沢山寝た…ふぁぁぁあ』

本当に欠伸止まらん…。

歌仙「じゃあ寝過ぎかもね。ところで、朝餉があと少しでできるから、できたら持ってくるよ。その間に着替えたりしておいて」

『ありがとう…』

歌仙「じゃあまた後で」

歌仙が部屋を出ていく。

眠い目を擦りつつ、歌仙に言われた通り、着替え始める。

『それにしても…』

歌仙は随分世話に慣れていたな…。

色々話ながらベッド整えてくれたし。

元々世話焼きで苦労人っぽいけど…高性能アラームだな←

『さて…ご飯の前に顔洗って来よ』

あ、でも洗面所って…。

昨日行ったお風呂の周りにもなかったけど、何かそういう所ないかな？

……ダメだ、今は全く分からん…。

仕方がない、朝餉を持ってきてもらった時に聞くか…。

『ん〜〜っ！』

襖を少し開くと、冷えた空気が入ってきて気持ちいい。

ついでに体を伸ばすと、自然に目が開いてきて頭も冴えてくる。

寒いからすぐ閉めたけど←

朝餉は何かなぁ…。

昨日の夕餉も凄く美味しかったから楽しみだ。

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