【番外編】君の助けなら3 ページ13
レ「はぁ...」
『あんまり体調崩さない人がたまに崩すと色々不安定になりやすいんだよ。』
自分よりも随分と低いAの体温に安心するレイン
フキノはそれを見て優しく笑うと近くにあった椅子に座った
『大丈夫だよレイン。ここにいるからさ』
レ「げほっ...仕事ある...だろ」
『レインが体調不良だってのにこれ以上心配させないって。爺さんにも言ったし大丈夫だよ』
レ「本当か...」
『嘘つかないって知ってるだろ?』
レ「ん...」
『熱いねー。でも薬飲んだからちょっと楽になると思うよ』
左手で手を握り右手でレインの額に触ったA
レインは突然襲ってきた強烈な眠気に身を委ねていた
レ「ここにいんのか...」
『いるいる。相棒に任せなって』
レ「楽な方に...行かない...の...か?」
『......』
レ「すぅ...すぅ...」
完全に寝てしまったレインを見てAは悲しそうに笑った
『......大丈夫。レインがいなきゃ私は生きていけないんだから』
優しく握っていた手を離して、起こさないように立ち上がるとグイーッと体を伸ばしAは部屋を出た
パタン
『さー...地獄が待ってるぜぇ...』
277人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ネコ派のネコ - やり取りがフリーレンとフェルンみたいで面白いです!!(フード引っ張って移動してるところとか)最高! (3月26日 8時) (レス) id: fc73580661 (このIDを非表示/違反報告)
emia(プロフ) - このシリーズとても面白いです!!マッシュとレインどっちも大好きなのでこれからもバンバン読んでいきたいと思います!私はマッシュの姉さんの料理も仕事もできない人間(´;ω;`) (3月15日 20時) (レス) id: ba1cafb506 (このIDを非表示/違反報告)
稲作(プロフ) - 怠け者のきゅうりさん» 『コメントありがとう〜頑張るよ〜待っててね〜!』レ「......」『レイン。ほら。レインも』レ「......」『ごめんねぇうちの相棒がこんなんで許してやってね!また更新されたら読んでみてねー!』レ「頼む」『お!言った!』 (3月7日 13時) (レス) id: 948c04e7d2 (このIDを非表示/違反報告)
怠け者のきゅうり - これからも作品作り頑張ってくださいね! (3月6日 13時) (レス) @page34 id: e2a0a98953 (このIDを非表示/違反報告)
稲作(プロフ) - とある時間軸の素人作者@改名しまくりますさん» 『そうだよーレイン続編だよ?我々の過去の話もちょいちょい暴かれてるんだよ』レ「別にいいだろ」『あぁいいんだ』レ「お前は読んでんのか?」『いや私は過去は振り返らない』レ「別にカッコよくねーぞ。めんどくさいだけだろ」『......。応援ありがとねー!』 (3月6日 9時) (レス) id: 948c04e7d2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:稲作 | 作成日時:2024年3月5日 13時