モノトーン -きはら×奏雨- ページ1
だらしないのも、
はっきりしないのも、
きらい。
だから白黒しない
このモヤモヤした感情は
自分にあることさえも
なんだか嫌になる。
でも、そんな私に彼女は言った。
『私は、ちゃんと
ちゃんと、
・・
そうが、
好きなんだけどなぁ、。』
いつもふざけてるくせに
苦笑いしながら
どこか切なげに
照れくさそうに言った、。
『…』
私も、と言いたかったのに
言葉が出なくて
いつの間にか
彼女を抱きしめていた。
それ以来、
私のモノトーンの世界が
いつの間にか色をつけていったんだ。
『好きですよ、きはら』
ある日突然
その言葉を言うと
『…、!?』
彼女は優しく微笑んで
『やぁんっ、あたしもぉっ♡♡
やだデレ期!?うれs「うるせえ黙れ腐れうさぎ!!」
いつものように一発、、、やってしまった、、、。
、、、こんなつもりじゃなかったのに、なんて思いながらも、これが私たちのカタチなのかな、なんて
くすりと笑う私を不思議そうに見る桃色を愛しいと思った。
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作者名:Sessions A | 作成日時:2017年11月19日 19時