たった1人のエンジェル (ページ19)

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片想い１１ページ19

ーバタンー

勢いよく出て来たのはやっぱりチャニヒョンの彼女だった

でも、今はそれより…

チャンジョ『A⁈大丈夫？』

って、大丈夫じゃないよな

赤く腫れた頬

Aは俺に顔をかくすようにして泣いていた痕跡を隠した。

俺の前でも我慢するのか…

『ジョンヒョン。早かったね！ピアス片方でエンジェルちゃん達に怪しまれなかったかな？』

チャンジョ『無理すんなよ』

『え？…』

チャンジョ『だから、俺の前でも無理すんなよ！』

『む、無理なんかしてないもん！別に悲しかったとかじゃないの！痛かっただけ。だから無理なんてしてない！どうしてジョンヒョンが怒るの？』

チャンジョ『はぁ…』

俺は氷を持って来て叩かれた所を冷やしてやった。

『ごめんね。ジョンヒョン…いろいろ…』

チャンジョ『謝るなよ…』

『じゃあ、ありがと^ ^』

はあ、

俺はどうしようもないやつだな…

これだけで全てどうでもよくなる

俺だけに見せてくれてるこの笑顔だけで

『はあ、なんかなー。どっかパアッと行きたいな…。一回この生活から離れて…』

チャンジョ『それなら、明日から俺、実家に帰るけど。一緒に、帰る？』

『え？チャンジョ君、そんな時間あるの？』

チャンジョ『うん！OFFだから。』

『ホントに？わーー^ ^行く行く！いつ出るの？明日？』

チャンジョ『うん。明日の朝かな^ ^』

よかった。

元気になったみたいだな…

『じゃあ、ジョンヒョン今日は泊まってく？』

チャンジョ『へ？』

まてよ、

今の聞き間違いじゃないよな？