【ONE PIECE】緋いゼラニウム (ページ6)

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貴方side

『お願いします!!貴方は剣術が凄いと聞きました！』

『俺に剣術を教えてください!!!!』

「そんな事言われても随分前の話だからねー。………こんな老いぼれじゃなくて、若い人に教えて貰っとくれ」

『お願いです！俺に稽古をつけてく「無理だ坊主。悪いがもう誰にも教えようと思ってねぇんだ」……………はい、すみません』

『クソッ』

何で誰も教えてくれねぇんだよ！

確かに俺の父さんのおかげで海賊が来なくなり平和になったから、武器を持たなくなったのもわかる!!

でも、もう父さんは居ねぇんだ

父さんが守ったこの街を俺が守んねぇーと！

アレっ？………ここ何処だ？

いつも繁華街しか行かなかったから、ここら辺の土地勘は一切ない

ちょっと、ヤバいぞ

そう考えた途端嫌な汗がたくさん出てきた

どうすればいいん「おい、坊主」

『ﾋｨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

後ろを振り返ると顔に傷を負った強面の男がいた

「てめぇ、どっから来た」

っっ、怖い。。怖いけど、きっとこいつは強い！

一か八かだ！

『俺に、戦い方を教えてください!!』

「………………」

「……………………」

「………………お前、名前は」

『えっ、Aです….…けど、』

「いい名前だ！」

『！……有難うございます!!!!』

「フッ、俺がお前を強くしてやる」

「どんだけきつくても弱音吐くなよ？」

『はい!!』

「俺の名前は…ナイルだ

………ちゃんと師匠って呼べよ？」

『はい！師匠！』