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雨季とその双子の妹、雪は生まれた瞬間から家の敷地内にある離れで隔離された。
何も、沖乃家では特別なことではない。沖乃家はで子どもは性別は違えど必ず双子が生まれる。何の例外もなく。
そのためか、特別なルールも存在するのだ。
・生まれた子は必ず隔離する。
・上の者は家を継ぐ勉学を、下の者は神に支える作法を学ぶ。
・13歳になったら家を継ぎ、審神者になる
・上の者は本丸へは自由に行き来が出来るが、審神者は帰るときは無言で帰宅せよ
その後、勉学や作法を学ぶ年になりお互い会うのは夜だけとなる生活が当たり前になった。
そんなある日の夜…雪がお父様に呼ばれたことを知り、雨季は嫌な予感がして雪と入れ替わった。本人達以外で見分けられる者はお母様だけだった。
雨季「雪、私が帰ってくるまではここに居るのです。もう少ししたらお母様が来てくれるはずですからね」
雪「姉様…いえ、雪……ごめんなさい」
私は妹の頭を撫でて、お父様の部屋へと向かった。
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