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雨季は迷っていた。加州に全てを打ち明けるかを……
確かに過去を話したが、全て打ち明けたわけではない。言えないこともたくさんあるのだ。
それは監 禁されてからの3年間。
父親は嫌がる雨季を無理矢理するのに興奮していた。だが、段々されるがままになるのが面白くなかった。
そんなある日だった。
叔父が亡くなったのを聞いたのは。
それは父親にとっては好機だった。唯一厄介だったのはこの亡くなった叔父だったから。
父親にとってはこれだけが好機だった。
後は前の話の通りで叔父の刀剣達に追い返され、付喪神に支えなければならない雪(雨季)を妊娠させた。急いで堕胎したが穢れさせてしまった。
それからというもの不運が続いていた。
お父様「お前は死 んでも俺に反抗するのか!」
これは雨季、雪の母親への叫びだった。魂は双子の側にあり全て見ていたし、守っていた。
お母様「誰が従うか…双子達は仲良くやっているみたいで安心しました。……双子は…私の宝物は私が守る!」
これが父親と母親の現在の話
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