刀剣男子の自傷主～小説Ver.～ (ページ34)

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雨季side

こん「主様に雪様からお返事を預かってきました！」

と、差し出してきたのは雪の柄があしらわれた封筒だった。
手紙を出して２週間……お父様に見つかったから返事がないと思っていたのに、嬉しい…！

加州「あっ！雨、今嬉しいって思ったでしょ！」

雨季「な、なぜ分かったのですか！？」

加州「顔に出てたよ、それより読まないの？」

清に言われて慌てて読み出した

雪「姉様へ

お返事が遅くなりごめんなさい！でも、とても嬉しかったです！

お父様から手紙を隠すためにしばらく開けられず、しばらく遠出なさるようなので急いで書きました。

姉様、お元気ですか？体調は崩されていませんか？こんのすけから何時も姉様が頑張っていること、加州さんを好いていること……最初から生涯を共に過ごしたい刀剣を見つけられたこと全て聞きました。
加州さんはとてもいい人です。全てを打ち明けて一緒になるのも私は賛成です

沖乃雪」

全てを打ち明ける……でも、雪が賛成してくれてよかった